子供なのに挑戦的な眼つきが素晴らしい。しかも、相手はブリタニアの皇帝!


 皇帝の声優さんが、若本さんですよ~。どんな声の人という質問は、良く、銀河英雄戦伝説のロイエンタール役で紹介されていますが、私がお勧めなのは、サザエさんの穴子さん役! ドラゴンボールZでは、セル役でした。


 第6話が学園コメディーだったにも関わらず、この若本さんがいるだけで、コメディーとシリアスをきっちりわけている素晴らしい脚本でした。最後の皇帝若本演説は、誰もがこのアニメは、両方の路線でいけることを証明したと感じたはず。


 といいますか、ルルーシュの印象がだいぶ変化してきております。どうやら、天才ではあるが、自分が考えた作戦が上手く行かないと、取り乱してしまうようで・・・。これはかなりへたれ属性でしょうか。まあ、ヒーローには弱点はつきもの。自分が正義だと思っていないのに、第8話の演説では見事に正義の味方を演じました。なかなか、大衆のことを考えておりますな。それに、まだギアスの力を調べている描写もありましたし、着々と計画を進めているように思えますが・・・やはり、完全な悪人はになりきれないのか。スザク助けに行ったり、生徒会のメンバーを救出したりと、計画の前倒し多すぎ。そこがいいとこかどうかはこれからの活躍次第ですか。


 しかし、コードギアスの魅力はルルーシュ、これだけではありません。しっかりとしたキャラづけ設定において、それぞれが良い味を演出しております。例えば、ロイドとセシル


 


 この二人の人気は徐々にあがってくるのは間違いなしです。特にロイドの発言は名言多し!


 一層の活躍を楽しみにしております。セシルさんの謎のおにぎりジャムはいったい・・・でも、これはある意味、今の日本とイギリスにおける伝達の仕方を端的に示したのかもしれません。イギリスでは、寿司のネタに日本ではありえないものをたくさんつかいます。つまり、ブリタニア人であるセシルは、日本のおにぎりというものは知ってはいるが、中身に関しては、何をいれてもいいと思っている。(ただの味音痴かもしれませんが)と、たまに深く追求してみたりするのも、コードギアスの魅力の一つででしょうね。


 次ぎは、8.5話らしいので、展開は進まないと思いますが(なんで、もう総集編なのか疑問ですが)、ゼロからの凄いプレゼントを楽しみにして、追いかけて行きます!