現代版シンデレラ(30)の続き。最初からは→現代版シンデレラの扉


 暗殺者が ターゲットを確認します。


 それは 王子と踊っている シンデレラでした。


 そんなことになっているとも知らずに シンデレラと王子 二人のダンスは


 続いていきます。


 パーティーに出席していた 貴婦人や令嬢などは シンデレラの美しさを


 素直に認め 二人を祝福していましたが 一人だけ そうでないものがいます。


 「どうして、あんな娘が選ばれるのよ!」


 義理の姉でした。 嫉妬の眼差しが シンデレラに向けられています。


 「でも、あの子、どこかで・・・」


 「・・・まさか、シンデレラ?」


 いつもボロ服を着て 奴隷やメイドのような 服装をしていて 顔は煤で汚れて


 手はカサカサだったシンデレラ あまりにも 義理の姉が知っているイメージとは


 かけ離れた存在のように思えます。


 「でも・・・あれは、シンデレラにちがいないわ」


 悔しさのあまり 姉は 手を力強く 握りしめ 近くにいた給士が持っている


 ぶどう酒を一気に飲み干します。


 「シンデレラ・・・認めないわよ。あなたが王子様と結婚するなんて、絶対に阻止してやるわ。覚悟しなさい。シンデレラ・・・」


 義理の姉は すぐさま グレッグをさがしに行きます。


 その瞳に宿る嫉妬の炎は 見る見るうちに 勢いを増し 燃え広がっていきました。


 続きはこちら→ 現代版シンデレラ(32)


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