今回は鉱物そのものの歴史を振り返ります。大昔の人々にとって宝石や鉱物とはどのようなものであったのかを知るのはとても重要だったりしますので、今回は第一回『鉱物』雑学編です。


 鉱物や宝石の世界はとにかく広いです。わたしがやっているのはほんの触りの部分などですが、それでも毎日のブログがかけるほどの世界があります。そして、鉱物に様々な効用があり、役割が存在しました。逸話などはまさにそれですよね。多くの鉱物は我々の生活に欠かすことの出来ないものばかりです。


 鉱物の神話と伝説


 1.未来を占う


 何千年もの前から人々は、鉱物や宝石には不思議なパワーがあると信じられてきました。その不思議なパワーは、『魔術』『占星術』『錬金術』『宗教』のシンボルなどに、使われているのは皆さんのご存知のとおりです。


 さて、『魔術』や『錬金術』などの話をすると大抵の人は『そんなのを信じるのは時間の無駄』と言い切ると思います。確かに現代において、『魔術』や『錬金術』は怪しげな世界で、そんなのは迷信だと考えられているのが一般的であり、私もそれを否定するつもりはありません。


 しかし、一つだけ云わせてもらいますと、『魔術』や『錬金術』は長い間、信じられてきたという『歴史』が存在します。それはまだ科学がなかった時代の話であるし、多くの魔術や錬金術は科学で証明することができます。


 しかし、世の中には科学で解明出来ないことはまだまだたくさんあります。それは、いずれ解明するかもしれません。特に、我々の世界における『霊』や『神』の存在は永遠の謎でしょう。本当に存在するのか、しないのか、科学で証明することはできませんが、歴史は物語っております。それが宗教であり、魔術であったりするわけです。


 我々が地球上で知っている知識はほんの1%に過ぎないといわれております。残りの99パーセントはまだ知らないという事実があるそうです。これだけ人間の文明が発達しても、まだ1%なのです。そして、霊的な世界における科学の研究は始まったばかりです。私は今後に期待したいと思います。


 話が長くなりましたが、未来を占う宝石として有名なのが『エメラルド』です。中世ヨーロッパでは、キリストが磔(はりつけ)になるまえに、12人の弟子たちととった『最後の晩餐』で使われた聖なる杯(これを一般的に聖杯という)はエメラルドだったと言われております。


 このため、エメラルドには未来を予知する力があると信じられており、占いなどでよく見かける水晶などは、紀元前の古代エジプトから。埋葬する時にミイラの上に水晶をのせていたそうです。日本では、水の精が宿る石、魂をあらいきよめる石などとして、宗教的に使われておりました。


 2.星占いと宝石


 世の中には星の数ほど占星術を使った占い師がいます。占いといえば、星占いと水晶占いがとても一般的であり、長い歴史を持ちます。三国志の世界における中国でも占星術は孔明を始め、他の軍師も利用しておりましたし、戦争の始める時期でさえ、占いを用いて考えていたのも事実です。


 亀の甲羅を用いた占いが行われていた歴史的な事実も存在します。これほどまでに人々は、占いの未来を予言する力を信じておりました。それを迷信の一言で終わらせるのは、私にはできません。


 また、男女の恋愛や運勢も占うのに利用されることが多いです。それほどまでに人々は未来を知ることに関心を持っていたのがわかりますよね。今も昔もその辺りは変わりません。


 と、長くなりましたので続きはまた今度。


 人気ブログランキングを始めました。タイトルのラピダリーの説明すらできませんでした。次の回では必ず、宝石の歴史などに興味をもった方はこちらを押してください。


  さあ、こちらをポチッ、おもいきって押してくださいね→