慎太郎の対談、それから代表選とか政治の話 | 蒼龍の棲む洞穴

慎太郎の対談、それから代表選とか政治の話

 慎太郎ついでに対談も載せとこう。









田原総一朗との対談とか熱い。二人ともべらべらよく喋る爺いだな。田原総一朗は未来に明るい展望を持ってるらしい。著名人としては彼くらいだろう。僕も賛成だ。少なくとも良い未来の可能性は探っていく必要があるよ、当然。

先週の朝生で中国人の発言で新鮮に響いた言葉がある。

『中国人から見ると、今でも日本は理想の国ですよ。中国の田舎は悲惨なんだ。日本人は失われた十年と言っているけれど、この十年で失われたどころか(技術的に)進歩してるじゃないか。日本人は俯いてばかり居ないで、胸を張ったらどうですか。』

という趣旨の発言だった。物事には悲観的と楽観的、二つの見方がある。政治的混乱についてもそうだ。確かに今の政治を取り巻く環境は嘆かわしい。でもだからと言って文句を言っても始まらないじゃないか。Mixiやってる人は日記検索で小沢出馬について、ブログ検索でも良い、調べてみるといい。

なんだか捨て鉢な意見ばかり溢れているよ。アレがダメだの、これがダメだの。殆んど感情的な記述で、未来に対する希望なんかどこにもありやしない。菅さんがダメだから小沢で良いみたいなさ。麻生さんとか寝言を抜かしてるやつも平気でいる。日本はそんなすぐに沈没するような脆弱な国家じゃないんだからさ、もう少し長い目で見ればどうかね、と思う。

なるほど民主党はダメかも知れん。分かるよ。でもね、野党第一党の自民党もこのチャンスを生かせず、与党批判しかできてないという体たらくだから、期待なんかできやしない。もしかすると多少は民主党よりマシな可能性が無い訳でもないが、政界全体に情熱をもった人材が見当たらないんだから、どうせ大して変わらんよ。

(そもそも与謝野馨・舛添・鳩山邦夫・渡部ヨシミとか実力のある政治家をもっと活用できていれば、自民党はこんな状態にならなくて済んだんじゃないか?爺いばっかで上が詰まってる古い体制が全て悪いんだから、当分期待する方が間違ってると思う。仮に自民党が政権とったとして、誰が閣僚になるんだ?国民の期待できない人間ばかりにポストを回すんじゃないのか、前みたいに。)

それよりも首相を変えず、経済対策にじっくり取り組むべきだな。僕は大連立して欲しいです。可能性なんか知らない。でも未曽有の経済危機に当って、与野党が一丸となって政策議論することになんの不思議があるでしょうかね。

社会保障なんかに強くて、中堅層が厚く活気のある民主党と、安全保障・外交に強く、経験豊かな自民党が連立するメリットはとても大きい。藤井さんがいなくなった後、民主党には目立った経済通がいない。野田さんぱっとしないしね。財務大臣には小泉政権で務めた谷垣さんにこそなって欲しい。防衛大臣は同じく石破さんで。安倍さん・麻生さん・福田さん辺りが入閣してもいい。

そうなれば僕たち国民はどれだけ安心できるだろう。政権はずいぶん重みが増すだろうし、下らない足の引っ張り合いのない、新しい国会運営は僕のずっと待ち続けているものなんだ。

菅さんは参院選の前から消費税について自民党に協力を求めているし、谷垣さんは元から(リーダーシップのあんまない)穏やかな人だから、可能性もそう低いもんでもないと僕は思っている。参院選中の番組でもギスギスしてなかったし。大連立しないにしてもせめて経済で民主・自民が協力し合えば良いのになぁ。

今回の代表選でも菅さんは野党との協力を言ってる。マニフェストの是正も必要だし、僕はやっぱり菅さんの方が良いと思う。剛腕さんは普天間問題で訳の分からないことを言っていたり、内容のないことをいってるから信用できない。公明党と連立するつもりだろうと思うけど、宗教団体ももうイラネ。剛腕さんのダーティー過ぎるイメージが払拭されないままに首相になっても、国民は希望を持てないよ。剛腕さんが代表になったら冷めます、僕は。

だらだら書いてきましたけど、何が言いたいのかと言えば、いい加減生産的な議論をしようってことです。アレもダメ、コレもダメなんて文句を言って済まされる時代は終わったんだ。これからどうすべきなのか、それを考えるためにブログやツイッター、もっと言えば新聞やテレビがあるんじゃないのかな。

メディアがそうすぐ変わるとは思えないから、ブログから始めよう。政治でのネガティブ記事をこれからはできるだけ控えようと思っています。文句悪口でストレス発散とかダサ過ぎる。日本をどうしていくのか、ブログでこそ考えていきたいと思います。

ちなみに慎太郎の対談で、総一朗と平蔵は面白かった。みんなもっと発信すればいいのに。まぁ取り敢えずチャンネル桜は侮れませんね。それでは。