知識過多は、思考力を阻害する。
知識量をとるか思考力をとるか、二者択一のどちらかです。
ちなみに明日は知識量こそが全てという真逆の話を書きますが(笑)
 
知識量が多い=思考力が高いというのは間違いです。 
 
知識量が多いというのは、記憶力が優れているだけで、
思考力が高いとは言えない。 
 
記憶力史上主義、知のデフレの根底。
正解は一つしかないというペーパーテストの弊害。
知識量が多いだけで思考がままならない人の量産。 
 
とある国で、老舗、最高級ホテルの再建、コンサルも入る。
どうしてもエレベーターの設置が必用だが、
資金繰りの為、その工事で一時閉館させる余裕はない。
一回ロビーで激しい議論。 
 
モップがけおじちゃんが、ちょいと小耳に挟んだので失礼。
外付けで工事をすれば?閉館しなくても大丈夫なのでは。 
 
見事にV字回復となりましたとさ。 
 
最初に戻り。
知識量をとるか思考力をとるか、二者択一のどちらかです。
現実問題、百も二百も知識があるより、
たった5パターンを熟知していた方が思考には良い。 
 
組合せたり、深堀していくのが思考力。知識は要らない。
例えば、5パターンの5パターンの5パターンは、
これだけで125パターン。
指数関数的に増えていく。
そんな感じですかね。今日は。(^^ゞ
ひとつでは多すぎる。
これだ、これしかない!
すべて気持ちを入れすぎてしまう。
全部自分を投げ入れてしまう。
気持ちが多すぎてしまう。
それが全てかのように思い込む。
他が見えなくなる。
ひとつでは多すぎる。
僕は、ニュージーランド9ヶ月、ロンドンに3年ちょっと、
4年間ほど住んでいました。
特にロンドンでは国籍を問わず年齢を問わず、
めちゃめちゃ友達が多かったけど、
心の病で薬で飲んでいる人はいなかった、出会わなかった。
聞いた事もないし、
テレビ見ててもドラマでもなんでも見た事もない。
英国は、NHSで医療もきちんとしているし、
国立のホメオパシーの病院なんかもある。
ジョーの叔父さんがドクターだから聞いてみた、返信がきた。
「クスリで心を治せる訳がない」だそうです。
イギリスでの、心の病を疑って来院された人への対応。
初診の際は、食事療法と適度な運動を勧めて、
そして、また来るように、
それで様子をみましょう、で終わるそうです。
一般的にはそうらしい。
そういえば、イタリアには心療内科すらないと聞いたことがある。
このヨーロッパと日本の差は?一体なんなのだろうか。
なぜこうも違うのだろうか。
どちらが当人の為になるのだろうか。
どちらが健全な医療の在り方なのだろうか。
真剣に考えていきたい。
人を良く観察したら、人を許せるようになる。
人を良く観察したら、より強固に協力しあえる。
自分はどのタイプで相手はどのタイプだろうか。 
 
1、本能的行動型の人。can,do、「勇」(義)【春】
春の人は、季節の初めにいるので、夏には何々して、
秋に収穫、冬にはその蓄えで
悠々自適に過ごすにはと考えるから、
やはり中長期的な目標と短期的なプランを考えて、
具体的に動き出さないといけないから、
日々は実践実行あるのみ!
出来ることから、やれることから動き出す。
ベースの思考は目標立てて前進あるのみ
という思考の持ち主です。
春は、種まきで、
夏、秋、冬への為にとにかく動き出す!
※情熱的で合理的な人 (Hot&Dry)  
 
2、感情重視型の人。like,love、「愛」(仁)【夏】
 
夏の人は、情緒豊かで情熱的。
夏の太陽が燦々と輝く愛の人。
春の人が頑張って、夏が来た。
秋の収穫、冬への備えに対して、
より豊かになるために、
何ができるだろうかと考えます。
感性豊かに献身的な愛がベース。
その思考の持ち主です。 
※情熱的で情緒的な人 (Hot&Wet)   
 
3、選択的行動型の人。related,roll、「親」(礼)【秋】
実りの秋は、
人との関係性や役回りを常に考えます。
収穫の時期だからです。
たくさん実った成果物を皆でどのように収穫し、
分配するのが最善かを考えています。
獲得したり備えたりを考える必要はありません。
目の前には収穫物がたくさんあるのですから。
なので親和性、協調性の思考を持つ人です。 
※冷静で情緒的な人(Cool&Wet)
 
4、思考重視型の人。understand,process、「知」(智)【冬】
冬の人は、行動が苦手です。
秋の収穫物もあるので、
こたつからは出たくありません。
こたつで、次のシーズンの春夏秋の人たちは
どうやってもっとよくなるかと
思考に思考を重ねる人です。
特にアイデア出しは抜群で、
春夏秋の人にアドバイスを求められると
喜んで答えをいくつも出せるまさに
知性をベースとした思考を持つ人です。
※冷静で合理的な人(Cool&Dry)  
 
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同じ季節同士ならすぐに仲良くなりやすい。
僕は春だから春の気持ちが良くわかる。
いわゆる類友。春同士群れる。
隣の夏ともすんなり仲良くなれる。  
 
 
けれど、秋冬の気持ちがどうしても理解ができなかったのです。
実は最近までです。
なぜ何回言っても通じないし、
どうして行動してくれないのだろうと、
悩んでいました。
だけれども、前の投稿のように古今東西の学問で、
プロファイリングされた人の特性。
大きく四つに分類されることを学び反省しました。  
 
 
そして一つとても大切なことに気がつきました。
春夏秋冬のそれぞれがあってワンシーズン。
もし日本が春ばっかりの人だらけだとしたら、
新しいことに挑戦する行動実践派ばかりだったのなら
成り立つわけがないんです。  
 
 
そして、特に夏秋冬の人たちは、他の季節、
オールシーズンのことを
良く考えている人たちなのだと思えます。  
 
 
 
前の投稿の、人間関係構築力の一助にと書いたので、
少し触れますね。
みんな違ってみんないいと考える為に。
衝突を回避する為に。
これを知らないとぶつかり続けますから。
うわべ、表層的な表現、言動や行動、
立ち居振舞いだけで判断すると、
相性的に合うわけがない。
真逆の感性、思考方のベクトルが真逆なのですから。 
 
 
 
しかし、相手の深層心理のベースになる思考方を
理解してみると、なるほどなと府に落ちます。
そういうことだったんだとわかると、
その人の行動特性が目に見えて
ありありとわかるようになります。  
 
 
心の目でみるより、
より深く相手の魂をみる、そうです、
自分の魂の目で。
そうすれば、
とてもいい関係を築く事ができます。
これまでと違ったアプローチを試さない限り、
問題は永遠に堂々巡りです。 
 
そういう人の例え話。
いつでも人は山の頂にいるのですから、
みえる風景はいつも一緒。 
 
今が自分のピークで下ばかりしか見えていません。
上はないと思っている。 
 
しかし、霧雲に閉ざされていただけでした。
霧雲が晴れてくると、
つまり新しい方法でのアプローチを試すと、
まだまだ、山の途中だと気がつく。 
 
人生って一事が万事そんなもの。
また同じフレーズ(笑)  
 
人は成長して始めて自分の未熟さを知ることができる。
それまでは自分を最強だと思っていたのにね(笑)