「考えるということ」を考えてみる。
考えるとは、
「言葉という音を出す」ことから始まっている。 
この文を読んでいるあなたの脳内で
起きていることは、   
                 
「この文を読んでいるあなたの脳内で」
という言葉を発しながら、
(声帯も少し動かしながら)読んでいます。 
そして脳内であなたは、
あなたが発した言葉を聴いています。 
言葉という音を、
あなた自身が発しながら聴いています。 
 
何かを考えるということは、
自分自身が、言葉を発しながら、
それを音として認識しながら、
言葉を紡いでいく行為なのです。 
 
もし何か課題や問題があり、
解決していかねばならないとき。 
 
人は自ら自分と向き合うことになります。
それは、自分との対話です。
そして深く深く対話することができます。
考えを重ねていく事ができます。 
 
考えるという行為は、
とても大切なことですから。
忙しい日常を慌ただしく送っていると、
おろそかになりがちですが、 
自らと対話し、自分の心の声を拾う作業、
考えるという行為を
習慣とするようにと、
自分に言い聞かせています。