140文字では語れない、ディズニーランドもう1つの感動秘話
ディズニーランドでは、働く人を「キャスト」、お客様を「ゲスト」と呼ぶそうです。
キャストの仕事プロぶりは徹底されていて、
落ちているゴミの拾い方までタップダンスをしているように拾うのを見た事があります。
今回はある若い夫婦の話です。
彼らには、1歳になる前の病気を患っている女の子がいました。
お母さんが、
「病気が良くなったら、みんなでディズニーランドに行って、お子様ランチを食べようね☆」
お父さんは、あまりノリ気ではありませんでした。
女の子はとても楽しみにしていたそうです。
しかし残念なことに、その日が訪れることなく、幼い命は生涯を終えました。
娘を失った悲しみにふさぎ込むお母さん。
「ディズニーランドにでも行こうか?」
そう切り出したのはお父さんの方でした。
アトラクションを楽しみましたが、
あるアトラクション(何て名前か忘れましたが)を前に、2人とも立ち止まりました。
そこには、生きていれば娘と同じぐらいであっただろう子どもたちが
親子連れで楽しそうにしている姿が目に映りました。
目を反らすように、近くのレストランに入りました。
2人は、もうディズニーランドに来る事はないと思いました。
店内では、アルバイトのキャストが接客をしていました。
キャスト:「何名ですか?」
お父さん:「3名で」
キャスト:「2名様の席だったらご案内出来ますが」
お父さん:「では、そこで。。。」
キャスト:「ご注文はお決まりでしょうか?」
お父さん:「お子様ランチを3名分お願いできますか?」
キャスト:「申し訳ありませんが、お子様ランチは9歳以下のみなんです」
お父さん:「そっ、そうですよね、分かりました。メニューを少し考えさせて下さい」
キャスト:「・・・、(何かに勘づく)」
キャスト:「何かご事情があられるんですか?」
お父さん:「いやいや、大丈夫です。無理言ってすいませんでした」
キャスト:「もしよろしければ是非聞かせて頂けませんか?」
お父さん:「かくかく、しかじか、、、」
キャスト:「少々お待ち下さいませ」
キャスト:「お席の移動をお願いできますか?」
2人は、4人掛けの席に案内された。
テーブルの上には、3枚のランチョンマット。
そして、1つ子ども用の椅子が設けられていた。
まるで、娘が生きているかのように、、、
キャスト:「大変お待たせしました。ご注文は先ほど既にお伺いしました。ご家族でごゆっくりされていって下さい」
キャストはアルバイトでありながら、上司に相談することなく、
自分の判断で、この接客をしたそうです。
きっとマニュアルにはこんなことは書いてないでしょう。
むしろ、マニュアル違反だったでしょう。
しかし、誰1人彼を咎める人はいませんでした。
これが、ディズニーランドの文化なんです。
後日、ディズニーランドに手紙を書きました。
『お子様ランチを食べながら、涙が止まりませんでした。
娘が生きていた日々を噛み締め、家族で過ごせました。
2周忌も3周忌も、またディズニーランドに来ようと思います。
そして、いつのか彼女の弟や妹を連れて来たいと思います』
ディズニーランドのキャストの待機室には、このようなお礼状が沢山飾られ、
キャストは日々お客様1人1人のことを考え、志事(しごと)をしているようです。
140文字では語れない、ディズニーランドもう1つの感動秘話
キャストの仕事プロぶりは徹底されていて、
落ちているゴミの拾い方までタップダンスをしているように拾うのを見た事があります。
今回はある若い夫婦の話です。
彼らには、1歳になる前の病気を患っている女の子がいました。
お母さんが、
「病気が良くなったら、みんなでディズニーランドに行って、お子様ランチを食べようね☆」
お父さんは、あまりノリ気ではありませんでした。
女の子はとても楽しみにしていたそうです。
しかし残念なことに、その日が訪れることなく、幼い命は生涯を終えました。
娘を失った悲しみにふさぎ込むお母さん。
「ディズニーランドにでも行こうか?」
そう切り出したのはお父さんの方でした。
アトラクションを楽しみましたが、
あるアトラクション(何て名前か忘れましたが)を前に、2人とも立ち止まりました。
そこには、生きていれば娘と同じぐらいであっただろう子どもたちが
親子連れで楽しそうにしている姿が目に映りました。
目を反らすように、近くのレストランに入りました。
2人は、もうディズニーランドに来る事はないと思いました。
店内では、アルバイトのキャストが接客をしていました。
キャスト:「何名ですか?」
お父さん:「3名で」
キャスト:「2名様の席だったらご案内出来ますが」
お父さん:「では、そこで。。。」
キャスト:「ご注文はお決まりでしょうか?」
お父さん:「お子様ランチを3名分お願いできますか?」
キャスト:「申し訳ありませんが、お子様ランチは9歳以下のみなんです」
お父さん:「そっ、そうですよね、分かりました。メニューを少し考えさせて下さい」
キャスト:「・・・、(何かに勘づく)」
キャスト:「何かご事情があられるんですか?」
お父さん:「いやいや、大丈夫です。無理言ってすいませんでした」
キャスト:「もしよろしければ是非聞かせて頂けませんか?」
お父さん:「かくかく、しかじか、、、」
キャスト:「少々お待ち下さいませ」
キャスト:「お席の移動をお願いできますか?」
2人は、4人掛けの席に案内された。
テーブルの上には、3枚のランチョンマット。
そして、1つ子ども用の椅子が設けられていた。
まるで、娘が生きているかのように、、、
キャスト:「大変お待たせしました。ご注文は先ほど既にお伺いしました。ご家族でごゆっくりされていって下さい」
キャストはアルバイトでありながら、上司に相談することなく、
自分の判断で、この接客をしたそうです。
きっとマニュアルにはこんなことは書いてないでしょう。
むしろ、マニュアル違反だったでしょう。
しかし、誰1人彼を咎める人はいませんでした。
これが、ディズニーランドの文化なんです。
後日、ディズニーランドに手紙を書きました。
『お子様ランチを食べながら、涙が止まりませんでした。
娘が生きていた日々を噛み締め、家族で過ごせました。
2周忌も3周忌も、またディズニーランドに来ようと思います。
そして、いつのか彼女の弟や妹を連れて来たいと思います』
ディズニーランドのキャストの待機室には、このようなお礼状が沢山飾られ、
キャストは日々お客様1人1人のことを考え、志事(しごと)をしているようです。
140文字では語れない、ディズニーランドもう1つの感動秘話