サンプリングレートとビットの基本をおさらい。

 

◎サンプリングレート=1秒間に集めるサンプルの数

 

1秒を何コマに区切るか、というイメージで合ってるかな?もっとも、1秒の音を44,100分割しました、って言っても全然イメージがわかない。

 

◎ビット=そのサンプルに与える情報の量

 

         

さて、通常の音楽CDで採用されている『16bit / 44.1kHz』の場合、1秒間に44,100個のサンプルを集め、その一つ一つに2の16乗の情報量を与える、ということになる。

 

サンプリングレートを上げて行くと、高い周波数の音まで録音/再生ができる。また、ビットレートを上げて行くと、録音/再生のダイナミックレンジを広げることができる。理論上、24bitで録音された音は16bitの 1.5倍のダイナミックレンジを表現できることになる。

 

人間の耳では非常に高い周波数の音は認識できないので、ハイレゾ音源のほうが良い音に聞こえるのは、ダイナミックレンジのきめ細かさに拠るものが大きいのだと思う。

 

32bit-float については仕組みが難しくてよく理解できない(笑)32bit-float で録音した場合、マスターバウンスする前の段階であれば、たとえ歪んでしまっても、最終的に適度な音量にすればまったく音質に問題が起きない、ということだけは解る。