静けさの奥に湧き坐す初水(うぶみず)に良かれ良かれと唯唱えつつ
あけましておめでとうございます。
年末年始、かつてないほどバタバタしておりました。忙しいのは良い事なのですが、免疫を削るぐらい公私に渡ってエネルギーを使い果たしてしまったので松の内に調子を崩し一昨日までダウンして今やっとブログが書けます。
まずは年末、いつものように親戚廻り兼正月食材の買い出し。
昨年から私が作り始めております年越し料理の「ぶたんほね」今年は早めに肉屋さんでお肉を買って、塩を降って冷凍庫に入れておきました。30日に解凍と塩抜きと料理をして今年はこんな感じ
じっくり4時間煮込んで肉も柔らかく、去年あんまり効かせきれなかった塩味も効かせることが出来てひとまず成功です。
名瀬の高千穂神社は流石正月なかなかの人手でした。本殿にお賽銭を入れて挨拶をして、冒頭の歌の場所はここ
つい数メートル離れた喧騒が嘘みたいに静かなので、別の世界にフラッと入ったみたいな不思議な感覚を覚えます。ここは水神様を祀る場所、注連縄の下は井戸になっていて、ほんの少しではありますが、今でも水が湧きつづけています。
去年1年間毎週楽しみに観ていた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が終わってしまったので、その淋しさを埋める為に借りてきたのが木原敏江先生の漫画『夢の碑』です。
短編集なんですが、その中で一番の長編作品が鎌倉時代初期、将軍実朝の時代を舞台にした『風恋記』なんです。
これ、もちろん主人公達は架空の人物なんですが、源実朝や後鳥羽上皇、北条義時、和田義盛といった実在の人物達の人間性が、史実や吾妻鏡といった古典をかなり読み込まれて描かれた感が凄くあって、歴史物語としてとても素晴らしい読み物。
改めて読み返して『鎌倉殿』のストーリーもかなり補完出来たり、また違った立ち位置(特に上皇方)からも楽しめたり出来ますので、鎌倉殿であの時代に興味持った方はぜひ。
夜は中学の同窓会。みんな久々だったけど全然変わってなくて、夕方5時から夜9時までたくさんしゃべりました。次は還暦だねとか言うと、もうそういう年齢がすぐそこなんだとちょっと恐ろしくなりますが、健康でさえ居れたら良いなと。
何と!どうしても欲しかったパフェグラスを買ってしまいました(!!)これでパフェライフに彩りが出ますね。
龍郷町浦にある美味しいピザ屋さん『ziopizza』さんの呼び掛けで、美味いもんたらふく食いながらスケボーやったりライヴ聴いたりDJで踊ったり揺れたりしながらまぁそれぞれ楽しくやりましょうっていう素敵なイベント。
去年から誘ってもらってて、これは毎回民俗色高めのブルースで出ようって決めてるやつです。去年より良い演奏出来ました!
パークの隣の茶屋『こっち』名物たい焼きをお土産で買って最高の年末年始。ここで年末年始用のエネルギー全て綺麗に使い果たしました。
実家猫兄は元気です。
という訳で皆様本年もどうぞよろしくお願いします。