20年ごとに大きな運が変わるという中国風水の三元九運理論に基づき、2024年2月からの20年間は下元九運となり、南に高く山があり、北に低く水があるエリアが地勢を得て有利になるとされます。

 

この風水理論の反映なのか、球場と水族館が一体となった東京ジャイアンツタウンが稲城市に設置されます。新球場は2025年3月オープン予定、水族館も合わせたグランドオープンは2026年、温浴施設も新オープンし、その他スポーツ施設の誘致なども構想されており、球場だけでなくエリア全体で盛り上がる一大エンターテイメントエリアの誕生です。

 

オレンジの丸のあたりがジャイアンツタウン

 

稲城の丘陵にジャイアンツタウンができて、北に多摩川を望む。下元九運の条件にピタハマリ!ジャイアンツタウンは成功すると思いますし、FA選手中心だった読売巨人軍が今後は二軍から多くの若手が台頭し、派手に活躍してくれることも期待できるのではないかと思います。

 

南山開発で丘陵1個分がほぼ消失した

 

光あれば影もあり。

 

そもそも多磨エリアは都心へのアクセスを容易にするとともに、手つかずの丘陵地を次々と開発することによって人口増加を果たしてきました。稲城市においても近年は人口増加率年少人口率平均年齢の若さなどの項目で東京市部ナンバーワンの座に躍り出て飛躍を遂げつつあるエリアです。


そのかわり丘陵エリアの宿命として里山の自然伐採がトレードオフとなり、すでに稲城山の半分が”よみうり領”(ゴルフ場、よみうりランド、球場関連)、もう半分が宅地となってしまいました。「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台でもあった里山の本来の自然はもうわずかに残るだけです。

 

原作者 高畑勲氏も心を痛めていた(スーパーモーニング)

 

全てを貨幣価値に換算してしまえば、自然は残ることはありません。時代の流れとして東京一極集中はありますが、そろそろ貨幣価値では計れない部分も大事にしなければいけないのはみな分かっているはずなんですが、一度回転した流れは止められず暴走していく定めなのか。


さて、こちらの写真は京王よみうりランド駅近くのパワースポット、穴澤天神社(あなざわてんじんしゃ)です。ちょうど節分祭がありました。氏子の行列が街を練り歩き、江戸情緒を感じられるような舞も奉納をされていました。この一帯にあった自然との共生の息吹は人の心に残っています。

 

主祭神は少彦名命ですが、本来はこの地の土地神(穴澤神)を祀っていたとの説があります。ここはおそらく土地神と思います。縁のある方はお参りすると必ず守ってくれるように思いました。

 

読売巨人軍の二軍選手、育成選手は穴澤天神社のお陰を信じ、通い、誓うと、実力向上のアイデアや出番のチャンスが得られると思います。これマジで言ってますよ。

 

一軍デビューして給料アップしたらたくさん奉納して土地が守る息吹に還元しましょうね。