私の思い出ではないが、
弟が牛乳を飲めなくて。
牛乳って毎日給食に出る訳で、
皆んなが給食食べ終わっても、
出来るだけ牛乳を飲む様に言われ、
たまたま弟のクラスを覗くと、
弟が一人で牛乳と向き合っている姿。
変わってあげられるなら、
変わってあげたい。
時には無理矢理飲んで、
吐いてしまったりすることもあったらしい。
そんなことがあっても、
いじめられたりすることはなかった弟だが、
小3の時の担任(女性)が、
とても厳しく、
牛乳が飲めないなんておかしい!甘えだ!
という考えの先生で、
ついに弟は、
学校に行きたがらなくなってしまった。
そして弟が小4の時、
男性の若い先生が担任となった。
母は今までのことを相談すると、
これまでの先生方の、
「牛乳ぐらいは飲めるようになって欲しい。」
という希望とは違い、
「牛乳飲まなくてOKです!
(表向きは)牛乳アレルギーということにしましょ!
今までよく頑張りましたね。」と。
母は牛乳が飲めないのは自分のせいだ、
と自身を責めていたこともあり、
先生のこの言葉に救われたらしい。
本当はダメなことかもしれないけど、
この日から弟はとびきり明るくなったし、
給食も大好きになった。
この先生が担任にならなかったら、
登校拒否になっていたかもしれない。
優しくて粋な先生。
本当に感謝だ。
今でも家族で給食の話になると、
必ず話題に出る話。笑
↑ミルメークがある日でも弟は飲めなかったらしい。
私は大好きだったな。笑