やっと休みの日に陽が出た。けれど既に下り坂だと云う。

はぁ…取り敢えず、藤垈の滝のニリンソウを観に行こう。

おぉ〜開いてる。

と云うのも、先週薄暗い天気の日に確認しに行ったら、咲いてはいたけど皆閉じていたのだ。

でも、花の数は少ないかも。

ぉ…蜘蛛のアクセサリーだ…良いねぇ。ハナグモかな。

お堂の横のも良く咲いている。

上の方の遊具のある方はどうだろう。

あぁ…此処のが花の重なり連なり方が良いなぁ。

斜面で撮りやすいし。

明るいしね。

ムラサキケマンも咲いている。

では、シュンランの様子はどうかしらん。おー早速のタイタニック型。

出てる咲いてる。

一株あたりの花が多いな。

どれに焦点を合わせて良いものやら。

軽く錯乱してしまった。

春蘭界の八岐の大蛇と命名した株、今年も健在。

もうワケワカラン。

他には菫くらいだけど。

これアカネスミレだと思ったんだけど、葉の裏が紫なんだよね。

コマガタケスミレ…まさか。

植栽のシャクナゲ咲き始めていた。

派手な色がチョット苦手なんだけど。この時期なら許せるかな。

隣の畑の李も満開。

ちっさいテングチョウが翔んで来た。

カキドウシがワサワサ咲いている。

河原にもワサワサ。

ワサワサ。

ダイミョウセセリが翔んでる。

そうそう、水芭蕉の植えてある方のニリンソウも撮っておかないと。

この前3輪だけ咲いてた場所。

あーゾウムシ付いとる…オオゾウムシか。

ありゃりゃシャガがひとつだけ咲いてる。気が早い奴だなぁ。日当たりが良いわけでもないのに。

それでは、もしかしての想いと、

アノ花はきっと咲いているであろう想いを抱いて、

稲山ケヤキの森へ移動。

山繭見っけッ。中身入ってるかも。

一昨年此処で初めて見付けたアズマイチゲは無かった。

勿論ニリンソウやニョイスミレは未だまだ先。

でも…

いつもの場所のエンレイソウは咲いていた。

重なって2輪。

何かに潰されたような…暖かいと思ったら、雪降ったり冷えたりしたからなぁ。

キタテハが出現。

青空に透ける辛夷…シデコブシ…のわけないか。

キタコブシかな。

カマキリの卵見付けた。かなり低い場所だったが生きてるのかな。

おーヤマエンゴサク。

品の良いピンクである。

ではでは、最後にどぉ〜〜〜しても、綺麗に反り返ったカタクリの花が観たくなったので、

先週行った一宮の古社へ行ってみようとぞ想ふ。

でも、もう咲き終わってるだろうなぁ〜ダメ元だ。

やっぱりないな〜。あるのはマムシグサぐらいだなぁ。

お社の周りを眼を皿のようにして見渡したが…残念。

帰ろう…俯いて踵を返す…と…ありゃ。

えぇ〜。

ひとつだけ咲いてる。

しかも綺麗に反り返って。

おまけに儚げな良い色だ。

これはなんというか、待っていてくれたんだなぁ。ありがとうございます。

満足満足。では、撤退しますか。

もうヒナスミレも全て散っちゃって、タチツボスミレだけ…ん、これ赤斑入ってるね。

なんか飛んできて車にぶつかって落ちた。センチコガネか。

あ〜傍らの何か(多分ハクビシン)のウンコ食ってる。

そしたらウンコの下から小さい甲虫が出て来た。エンマコガネかな。

美しい花も糞転がしも自然の営みのひとつ。良い観察が出来た。

そして帰路、もう２９年観に行っている桃畑に寄った。

変わらず美しいが。

私を取り巻く状況は目まぐるしく変わった。

今年は気持ちが桜や桃に向かないな。

チヤホヤされて散ったら振り返ってももらえないのは嫌だもんな。

里山笑う