埼玉県朝霞市で、外山議員が「宗教団体が集団ストーカーを行っている。」と発言しました。それに対して朝霞市議会が懲罰に向けて動き、外山氏は発言を撤回しました。

 

 

ここ最近、議会で懲罰や不名誉にかかわる動議が行われる報道をよく目にするようになりました。朝霞市のケースは実際どうなのかわかりませんが、集団ストーカーの被害者として想像しますと、自分が重大な人権侵害を被り、その犯罪が目の前でまかり通っているのに、警察もマスメディアも訴えを取り上げてくれないことが何年も続く結果、絶望感に襲われて、だんだん言い方が荒くなったりしつこく繰り返し言ったりしてしまうかもしれません。また、今までに地方や国の議会において、この犯罪について言い及んだ例は、私はこのケースしか知りません。加害者側の激しい**は想像に難くありません。

 

朝霞市の事件を報道した埼玉新聞は、議会で起きた顛末を淡々と記述しています。読み方によっては、「集団ストーカー」について発言することが、議会の品位を貶める結果になった、という印象を与えかねません。新聞社は発言の行為の違法性を取り上げるだけではなく、むしろこの発言が指し示している犯罪について、荒唐無稽のナンセンスと決めつける前に、きちんと確認をとって取材して報道するよう希望します。

 

残念ですが、先日ご案内しました通り、日本の報道の自由度については先進国の状況ではありません。調査を行ったNGOが、「報道メディア側が政府や企業から日常的に圧力を受け、激しい自己検閲を行っている。」とコメントしていることを考えますと、メディアがこの**的組織犯罪を報道するには厳しい状況が続いていると考えざるを得ません。

 

悪いことを行う人々は、自分の行っている悪さを相手に転嫁することが上手です。私たちテクノロジーいやがらせ犯罪の被害者は、被害を発言する際に次の点に気を付けたいと思います。

 

1. 誰に向けて言うのかに配慮します。相手はどんな人なのか。相手と自分はどのような関係にあり今後どんな関係が見込まれるか。

 

2. いきなり苦しい被害体験をぶちまけるのではなく、相手がわかる言葉とストーリーで語ります。

 

3. 発言する場を考える、ここはどのような人が集まっているのか、この今はどんな状況なのか考えます。

 

4. 自分の外見、身振り、プレゼン資料も含めて、話していることが相手にどのような印象を与えるのか想像します。相手に感じの良い印象を持ってもらえるように心がけます。

 

5.発言する場やいろんな場面に敵や工作員が紛れ込んでいる可能性があります。そのような人々とは違って私たちには後ろ暗いところはありません。加害者は暗闇の住人であるのに対して、私たちは光の下に住む市民です。品位を保ち、一人の市民として皆のために行動する姿勢で臨みます。

 

6.身内や大切な人には、自分の被害について話してはいけません。この犯罪は非常識をもって成り立っています。たとえ相手が自分に信頼や愛情があっても、ほとんどの場合理解してもらえません。話すことによって離れてしまうリスクが高いです。それよりも温かい雰囲気で大事な時間を大事な人と過ごしましょう。

 

なお、これらの注意事項については、TI(狙われた個人、テクノロジーいやがらせ犯罪被害者)を長年にわたりサポートされてきたキャシーメドー氏の著書から学んだことを基にしております。