周期的秩序・自然界での時間
あらゆるものが周期的なプロセスの中を動いている。
1日とみると、時間が昼を生み、また夜がつくり出しているのがわかる。
時間は一種の周期的な質を持っている。
1日の周期は、太陽が昇り、また沈むという自然現象を通じて時間ができる。
夜になると、月が独自の周期をもっていることもわかる。
月の周期。
それは時間に関係があるものです。
月の満ち欠けの位相(いそう)によって時間を計る人もいる。
太陽が何回昇ったか、沈んだかによって、日数を数えることもできます。
自然現象の周期的な繰り返しも、何らかの形で時間と関係がありますし、
私たちの主観的な心の状態も何らかの形で時間に関係があります。
一方は周期的な自然現象、一方は私たちの心の中に動き、この2つは、一見、
結びつきにくいものに思えますが、どちらも何らかの形で時間に関係があります。
ホゼたちが最初に「時間の法則」を発見したのが、1989年でした。
そのとき、計時周波数を発見した。
言い換えれば、時間というものは心のレベルにおける一種の周波数だということを発見した。
人工的な時間というものは、加速していく周波数だということにも気付いた。
人工的な周波数はを、私たちは数学的に「12:60の計時周波数」と呼んでいる。
それは12ヶ月の不規則な尺度に基づいて、1時間60分という機械的な時間と組み合わされています。
私たちはこの周波数に対して無意識です。
しかし、その人工的な周波数によって、私たちは動かされ続けている。
その事実に意識的になることが第一のステップです。
ホゼたちは、これまで、マヤ暦を研究し、また、マヤの暦の周期に従って生きてきました。
だからこそ、自然時間の計時周波数が13:20だということがわかったのです。
2つの異なった計時周波数を区別することで、わかったことは、それは、まず、
カレンダーを替えなければならないということです。
現代世界に生きる私たちが従っているカレンダーはグレゴリオ暦というものです。
それに従って生きてきた人類は、カレンダーそのものに閉じこまれてしまって、
人類自身を破壊するようになりました。
グレゴリオ暦を使って生きてきたことによって、どれほど、私たちの時間が歪んでしまったかということです。
矢のように一方向にだけ進む時間(arrow of time)などというものはありません。
グレゴリオ暦というものさしを使って家を建てたとしたら、床は凸凹になったり、階段が変なところに
いったりして、まともな家は建ちません。
それはものさしが一定ではないからです。
たとえば、ものさしのある部分の1センチはこのくらいの長さで、別の部分の1センチはまた違った長さを
している、そんなものさしを使うでしょうか?
そんなものがいったい何の役にたつでしょう?
これは比喩ですが、このような尺度というものは、無意識に私たちの心に深い影響を与えます。
なぜ〔13の月の暦〕に向かう必要があるのかということを理解するためには、
まず、暦の本質とは何なのか、また、現在、使われている間違った暦を使うとどういうことなのかを、
しっかりと理解しなければなりません。