毎年、恒例の 国際放送機器展
Inter BEE
今年も行って参りました。
International
Broadcast
Equipment
Exhibition
の略で Inter BEE
今回は、気になったNewアイテムいっぱいありすぎて一度には紹介しきれないので、分けてレポート致します。
まずは、
Mackie DL1608
Mackie DL1608 は一見小さな宅録用ミキサーの様にみえますが、そのポテンシャルには驚かされました。
まず、「ミキサーなのにフェーダーが無い」
なるほど。フェーダーはすべてタッチパネルの中に...
と思ったら、iPadじゃないですか。
そう、iPadを使ってPAコントロールするミキサーだった訳です。
なんだ、それだけやん。
とも、思いましたが、インプットゲインさえ決めてしまえば、
どこへでもiPadもって操作できる。と考えたら...
ホールでiPad持って表の音のバランス取るエンジニアさんがうろつくってことで、いちいちPAブースから出て来てはバランスチェックしてフェーダーあげて、またホール観客席戻って... と言う行動が一切無くなる訳で...。
まるでスパイの様にこっそり観客に混じって作業してるエンジニアさんが増えるかもしれませんw
あつかうチャンネル数はInput 16ch
AUX out も6ch備えてます。
小さな箱なら十分じゃないですかね。
今後、上位グレードが増えるのかな?
より多チャンネル仕様がラインナップに出てくるとライブハウス側も導入検討するのでは無いでしょうか?
このシステムに使われるiPadアプリが「Mackie Master Fader」
スクリーンショット見ても分かると思いますが、とても扱いやすいデザインになってます。
P-EQ , G-EQ , Comp , Gate に Delay , Reverb などなど...
エフェクトも充実しています!
各チャンネルには好きなアイコン画像を設定できたりして、これまたステージに立つアーティストの個性を感じながらPAできるアーティスティックな配慮。
マスターからは2mixの録音もできるみたいです。
ん?!ひょっとしてマルチもできちゃうんじゃないの?
他の製品と情報交錯しておりますので、詳しくはMACKIEに問い合わせてくださいな。
と言う訳で、感じた方もいると思いますが、
ミュージシャンが立つ "ステージ" にiPadおいておけば
ぶっちゃけエンジニアなんていらないじゃない?
そんな未来を予感させるGood なアイテムでしたw
ここの読者はTakaCを見捨てないでください... T-T
MACKIE DL1608
紹介ページ
MACKIE DL1608 特設ページ
と、言う訳で 「InterBEEレポート」続きはまた後日!
お楽しみに!