音楽と聴くことについて少し考える機会がありました。
いわゆる「音楽」を聴いているときに、自分が何を聴いて、なにを感じているのかという話です。
楽器や声に意識が向くとき、楽器のコンディションや演奏者のコンディションを感じるときがあります。
それも音楽を聴くときの大切な要素です。

演奏者のコンディションから、演奏者の心の動きを感じることもあります。
それによって、感動することもしばしばです。

演奏者を通り越して、作曲家の心境などに意識が向くこともあります。「この時作曲家がどんな心境で、どんなコンディションでこの曲のこの部分を創り込んだのだろう」などというような具合です。
ここで、時空を超えた心の交流をきっと感じるのでしょう。

作曲家への意識を通り越して、その音楽そのものが何を物語っているのだろう、という意識で音が耳に飛び込んでくることもあります。
その音楽が自分の中に生きはじめているのかもしれません。

そして、音楽を通り越してその先にあるものに意識が向かうこともあります。
そしてそこから受けたインスピレーションで、自分の中に何かが生まれることも、時にはあります。
その何かに自分が生かされていたりするようなことをふっと思い巡らされたり。。

聴いている人が本当に自由になれるためには、たくさんの情報とたくさんの余白がとっても大事なのかもしれません。
たっぷりの情報とたっぷりの余白を、聴いている人に伝達できるようなそんな存在としての「録音」でありたいと、改めて感じ、さらなる精進の必要を自分自身に戒めていきたいと。。。