鳩尾から臍下まで縦に開腹。

長さは25センチ。その他、ドレーン穴が3箇所。


糸は抜糸不要。

体内は自然に溶ける吸収性の糸(真皮縫合)。


術後から半年とはいえ、

まだまだ傷跡は残り、ケロイド状態。


※下記は苦手な方の軽減含め水彩加工にしました。

※退院当日の傷跡。今は少し傷が縮んで?います。


そんな身体であるが、新穂高のホテルに泊まり、温泉大浴場で英気を養った。


ま、この傷は目立つわけだが、

特にタオルで隠さず、正々堂々と温泉を楽しんだ。


ジロジロと視線は感じるが、

(皆さんもお身体をご自愛くださいね…)

と願いながらも、温泉に浸かる癒しに幸せな吐息。


この傷は、壁を乗り越えた称号でもあり、

当たり前の日常を当たり前ではない奇跡と、

教えてくれた愛しき傷だ。


綺麗に治らなくても、このままでも良い。

それほど愛おしい。


学生の頃、北斗の拳の漫画を必死に読んだが、

傷というのは、生き永らえた証だ。


筋肉ムキムキに鍛えたら、この傷も、

様になるのかもしれないなぁ。


まだ背伸びすると、

ピリピリと引っ張るムズ痒さあり。

それもまた愛おしい。


追記

変な趣味ではござらぬ(笑😆

温泉♨️また行きたいなぁ。