徒花
みだれ髪かなたこなたにたなびいて花はしぐれて黄泉にこそ咲け
花が咲く時は
死の恍惚にも似た、愛のエクスタシー
私は愚かにもそれに溺れた
でも後悔はしない
百万年を失っても
恋の一日のために
私達は花咲いただけだから