クリスマスローズが咲き始め
桜の衣擦れが聞こえてきたら
私は手紙をしたためる
迷いのない声を確かめながら

今はどうしているの?
出会ったばかりは
まだ幼くて
言葉が拙かった

懐かしいあなた
私は毎日
遠い眼差しの地平線を
夢に見る

風が強い日
あなたを想う
出会うたび独りぼっちで
COOL になってゆく

出会ってから幾歳月
私はやっと大人になった
あなたの言葉になりたい
あなたの歌が

私の声になればいい