モロ先生の授業「劇団四季の新作『バックトゥザ・フューチャー』から学ぶこと」

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僕は放っておいてもエンタメを勉強しているような、エンタメに狂っている人間なのですが、そんな僕が日本で欠かさずチェックしているものの一つに「劇団四季」があります。

なんと来年はこの劇団四季で「バックトゥザ・フューチャー」が取り扱われるんです。

僕ももちろん大好きな作品の一つですが、まさかミュージカルとして日本にやってくるとは、夢にも思いませんでした。

そしてここから読み取れるエンタメ情勢の変化の一つが、「皆が知ってる映画や皆が知ってる曲の価値が高まっている」ということ。

皆が知っているって、本当に強いんですね。

元々その傾向があったにも関わらず、ここ数年でAIが進化を続けたことで「誰でもハイクオリティな作品（新作）が作れるようになった」ので、以前より一段と新作の価値が下がったように感じます。

僕たちも他人事ではなくて、これからもエンタメカンパニーとして活動を続けるためには、このエンタメ情勢の変化は無視できない。

「新作」と「運用」のどちらかに体重をかけすぎるのではなく、自分たちに適したバランスで両方にタッチしておくことが大事なんだなあと思ったので、もう少し運用にも時間とコストをかけた動き方を意識してみます。

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