作詞:田口俊 作曲:杉真理 編曲:鷺巣詩郎
グリコ・カフェオレのイメージソングとしてバブル景気終焉期の1991年に公開された作品。
4月24日という発売日は「初夏」をターゲットにした投入タイミングである。
爽やかで明るいポップに仕上がっており、初夏のイメージにぴったり。杏里さんを思わせるしっかりとした歌声もポジティブな気分にさせてくれる。

同季節の飲料CMに観月ありさ「伝説の少女」もあり、タイアップCMソング花盛りの感があった。バブル終焉といってもまだまだ華やかで、1991年はさほど暗い景況ではなかったように思う。
作詞・作曲は前年、「ウイスキーが、お好きでしょ」でブレイクした田口俊さんと杉真理さんのコンビ。編曲は「笑っていいとも」のテーマ曲で有名な鷺巣詩郎さん。
みんな50年代生まれ(当時30代半ば)の作家陣である。テレビが絶大な威力を持っていたこの1980年代末期から1990年代初頭は、世代交代が比較的急ピッチで起こり、“50年代生まれ作家陣” が商業音楽界のベテランとして定着した時代と捉えている。
グリコ・カフェオレ・・・パッケージデザインも大きく変わらず未だ健在である。