パルマ美食旅の続きです
工場直売所で大満足のお買い物をし
この旅最後の目的地
「クラテッロ」の博物館へやってきました。
見るからに元貴族とかお金持ちの屋敷っぽい。
他の博物館より、ちょっとわかりにくい場所で
レストラン・ホテルに併設されていました
レストランにはミシュランのステッカーが貼られており
雰囲気的にもいかにも高級な感じ
受付を探していたダーリンが
「こっちおいで、早く」というので行ってみると・・・
クジャクがいた~
普通に歩き回ってる
ちょっと幻想的な瞬間でした。
チビびんも間近で見るクジャクに興味津々。
素敵な時間をありがとう
つがいなのか、二羽いました。
ようやくスタッフさんを発見。
元貴族の館を先に見学することに。。。
木製の優しいまなざしの彫刻が素敵でした。
この部屋、このセットごと欲しいな
お屋敷を抜けると、クラテッロの博物館でした。
さて、日本では「クラテッロ」って
あんまり聞いたことないのではないでしょうか
私の中での認識は
「パルマの生ハムっぽいけど
それよりもうちょっとマイルドで、もっと高級」でした。
毎年、クリスマスの前菜には
高級なこのクラテッロを
清水の舞台から飛び降りる勢いで買って
盛り付けています
そのクラテッロ。
生ハムと何が違うかというと
まず生産地。
一番有名なジベッロという村の周辺の
8つの村でしか生産されていないそう。
この8つの村は地理的に、気候の違いもあり
昔から生ハムがうまくできなかったそうで
この地域でも作れるように、
試行錯誤を重ねて
クラテッロを作り上げたのだそうです。
そして原材料は豚ちゃんのお尻の部分のお肉のみを使い
それを塩漬けし、膀胱の袋に入れて熟成させるんですって
一方の生ハムは、もう少し広い地域で生産されており
豚のもも肉の塩漬けを乾燥熟成させたもの、なので
全然違うものなんですね~
高級品なのは、生産地が限られているから、
しかもお尻のお肉という面積が少ない原材料ってのも
あるのか~、と納得しました
あ、宮崎さんの作品発見
こちら、豚を解体しに行くセット
チャリンコでさっと出かけても
全部道具が詰まってる、すごい生活の知恵ですね・・・
豚は捨てるところがない、と言いますもんね
ミンチ用のひき肉マシンとかも
こっそり自転車に一体化しててびっくりしました
ね、高級そうでしょう
クラテッロの博物館自体は
小さくてイマイチだったのですが
最後の通路にサプライズが・・・
「なんか、展示物もイマイチやったね・・・」と歩いていると
おや・・・これって・・・
クラテッロの熟成場所
大人一人がようやく通り抜けれるぐらいの
通路に、所狭しとクラテッロが吊られていました
暗いしジメっとしてるし
結構ハエもブンブン飛び回ってて
チビびんは怖がっていましたが
これ、熟成期間にもよりますが
クラテッロ一個が300ユーロは
優に超えるはずなので
写ってるだけでも相当な金額やで
通路がいっぱいあって
クラテッロの迷路に
迷い込んだようでした
写真では伝わりませんが
カビっぽいツ~ンとした匂いも
マスクしてても感じるほど強烈でした
ここ、2019年の12月から熟成中・・・
どこを見ても見渡す限りクラテッロ
よく見ると、顧客の看板がかかっている・・・
シャングリラ・東京だって
シャングリラ東京でクラテッロを食べる皆さん。
ここから行ってるみたいですよ~
モナコ公国のアルベルト2世もキープしてるんだ
豚さん、美味しいお肉をありがとう
最後の熟成庫内の見学がなかったら
かなりブーイングな博物館だと思ったのですが
最後のサプライズのおかげで
とってもびっくりな見学となりました
あとパルミジャーノレッジャーノの博物館があったのですが
2年前にチーズ工房でがっつり見学させてもらったので
今回は時間もなくてカットしましたが
それ以外の美食系博物館を巡れて
大満足でした
「美食の町パルマ」
やっぱり食いしん坊にはたまらない
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