「芸者＆サムライ」の写真展で
た～っぷり日本を味わった後は
次の目的地、「Museo d'Arte Orientale Edoardo Chiossone」
キヨッソーネ東洋美術館へ向かいました。
付き合っている当時から
ダーリンより、「ジェノヴァに日本のコレクションが
たくさんある美術館がある」と聞いていましたが
なかなか足を運ぶ機会がなく。
冬に、観光の調査のお仕事を頂いたときに
ここも調査対象に入っていたので
ここの偉いさんと連絡を取ったのですが
正直、そのときの印象が
あまり良くなかった。
（きっと、あんまり賢くないね。By.ダーリン）
許可を得て、写真撮りに行ったときの
受付のおじさん軍団も
無愛想だった。
特に、他の場所で「調査？中に入ってたくさん日本人の
観光客に伝えてね～」と無料で入館させてもらったりしたので
この「近所のおじさん集団」みたいな受付のおやじにがっかり。
こんな無愛想なおやじを雇ってるなら
私雇ってほしい！めちゃくちゃ愛想良くしまっせ～と
正直思いました。
というマイナス点があったので
特別行きたい！！！という気持ちもなかったのですが
今回の写真展で+２ユーロで
この美術館（通常５ユーロ）も入場できるというので
この機会に行ってみることにしました。
ジェノヴァの噴水のあるフェラーリ広場脇にある
カルロ・フェリーチェ劇場。
この横に伸びるローマ通りを下がっていきます。
ちなみにこのローマ通りはブランドショップが並ぶ
落ち着いた通りです。
一本奥のアーケードを通ってみました。
お昼休みの時間だったので、ガラ～ンとしてましたが・・・
このローマ通りはCorvetto広場へとつながります。
このローマ通りとCorvetto：コルヴェット広場が交わるところに
老舗のバール、Mangini：マンジーニがあります。
焼き菓子もありました。
カメリエーレが正装してるタイプの
老舗のバールで、ちょっとエスプレッソを！！！
ローマ通りを背にし、コルベット広場に向かって
左に坂が続きますので、そこを上ります。
途中にこんなモニュメントがあり・・・
それを越すと、柵に囲まれた公園
Villetta di negro：ヴィッレッタ・ディ・ネグロ公園に突き当たります。
それを「Museo：美術館」の矢印にのぼります。
昔、お金持ちのおうちだったようで
ちょっとした動物園のように
動物を飼ったりしてたらしいんですが
今はそのオリも空っぽで、なんだか寂しい・・・
坂を上っていくと、地味ですがこの建物。
ここがキヨッソーネ東洋博物館です。
Museo d'arte orientale Edoardo Chiossone
住所：Villetta Di Negro - Piazzale Mazzini, 4 - 16122 Genova
Tel：010 - 542285
fax：010 - 580526
（月曜日は休館。火～金：9～19時。土日は10～19時。
祝祭日は休館。詳しくはコチラをご確認ください。）
この美術館の名前に入っている「キヨッソーネ」とは
Edoardo Chiossone：エドアルド・キヨッソーネという
人物のお名前なんです。
wikiより拝借。
日本の招きによりお雇い外国人の一人として、
明治8年（1875年）1月12日に来日した
エドアルド・キヨッソーネは大蔵省印刷局に着任、
主に偽造防止の紙幣制作の指導などにあたる傍ら、
多くの日本美術品を収集した。
それらの展示のために設立されたのが、
キヨッソーネ東洋美術館であった。
当初、アルフレード・ルグソーロにより、
1905年にリグーリア美術学校の三階の美術館に設置され、
1940年までこの建物において開館していたが、
1940年の第二次世界大戦布告の直後、
キヨッソーネ東洋美術館はジェノヴァ市の責任、負担のもとに
疎開、大戦後にはキヨッソーネの遺言通り、市の所有となっている。
その後、ジェノヴァ市はキヨッソーネの遺言に従って、
コレクションを恒久的に保存するのにふさわしい
建物の設計・建設を審議した。
その結果、建設予定地はヴィレッタ・デイ・ネグロ公園内に決定、
1953年に建設に着工をし、1970年に完成している。
そして、翌1971年5月7日に開館、以来、広く一般に公開されている。
自らが銅版画家であった彼の日本美術品コレクションは
約15000点以上にのぼり、浮世絵版画3269点、
肉筆浮世絵286点余りのほか、大仏像、甲冑、
絵画、陶器など多岐にわたっている。
という、ヨーロッパでも結構な規模を誇る
コレクションなんだそうです。
中は、これまた写真撮影禁止なので
ネットより写真を拝借しましたが・・・
入ると、ど～～～んと仏像が並んでまして。
ガラスケースにも入ってないので
かなり接近して見れます。
（なんなら触れそうです。もちろん触ったらダメですけどね！）
何気に見てましたけど、すごいですよ、ここのコレクション
飛鳥時代の木造の仏像とか弥生時代の勾玉（まがだま）とか
戦国時代の鎧兜とかもありまして・・・
キヨッソーネさん・・・
すごい価値のあるもん収集したんやな・・・
どんなコネ？？？どんないきさつ？
と思ってしまいました
いやいや、いくらお雇い外国人で
日本政府から呼ばれて、大蔵省印刷局に着任して
色々指導されてたにしろ・・・
キヨッソーネ：「いや～、立派な鎧兜ですな～！」
政府：「日本の戦国時代のものです。」
キヨッソーネ：「素晴らしい・・・」
政府「持って帰ります？」
・・・なんて、こんな簡単じゃないでしょう！？
ちょっと傷んでるものもある雰囲気ですが
じっくり見ると、びっくりな美術品ばかりでした。
ちょっと受付のおじさんは無愛想だけど・・・
カーテン破れてたりするけれど・・・
急に電気消えたりするけれど・・・
こんなことに負けずに
日本人の方には足を運んで頂きたいものです！！！
ゲストブックには、日本からの観光客の
皆さんの書き込みもあり、
皆さん「感動した」と書かれてて
なんだか嬉しくなりました！
私も書き込みました。
「カーテン破れてるけど・・・」が目印です（爆）
ちなみにこの美術館の外からは
ジェノヴァの町が一望できますよ～！
ジェノヴァのシンボルの灯台。
中の見学の後は、外も見学してくださいね～！
ジェノヴァの空に、日の丸。
美術館への目印にも日の丸が描かれてあります
キヨッソーネさん、素晴らしいコレクションを
ありがとう！！！
そんな気持ちになりました。
ローマ通りを歩いて・・・
カルロ・フェリーチェ劇場を通り・・・
フェラーリ広場へ戻ってきました！
あら。レンタサイクルもあるんですね～。
いやいや、ぜひ歩いて、ゆっくり楽しんで頂きたいです！
さて、ジェノヴァをあとにします。
何度かご紹介している六角形のビル、
「matitone：鉛筆ビル」
シンボルの灯台！
天気も良く、眺めも素敵だったので
少し前に高速をおりました。
ギラギラ太陽！！！
８月末だったので
まだまだヴァカンス客で
賑わってる町を抜け・・・
地元Chiavariに戻ってきました。
食べれるサボテンの実も
まだ色づいてないな～（嫌いですが・・・）
夕食は、簡単にカプレーゼ！
夏の定番。
日本から遠いジェノヴァで
色々な日本の展示品を見て
日本ってやっぱり魅力的だなぁと
改めて実感した一日でした！
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た～っぷり日本を味わった後は
次の目的地、「Museo d'Arte Orientale Edoardo Chiossone」
キヨッソーネ東洋美術館へ向かいました。
付き合っている当時から
ダーリンより、「ジェノヴァに日本のコレクションが
たくさんある美術館がある」と聞いていましたが
なかなか足を運ぶ機会がなく。
冬に、観光の調査のお仕事を頂いたときに
ここも調査対象に入っていたので
ここの偉いさんと連絡を取ったのですが
正直、そのときの印象が
あまり良くなかった。
（きっと、あんまり賢くないね。By.ダーリン）
許可を得て、写真撮りに行ったときの
受付のおじさん軍団も
無愛想だった。
特に、他の場所で「調査？中に入ってたくさん日本人の
観光客に伝えてね～」と無料で入館させてもらったりしたので
この「近所のおじさん集団」みたいな受付のおやじにがっかり。
こんな無愛想なおやじを雇ってるなら
私雇ってほしい！めちゃくちゃ愛想良くしまっせ～と
正直思いました。
というマイナス点があったので
特別行きたい！！！という気持ちもなかったのですが
今回の写真展で+２ユーロで
この美術館（通常５ユーロ）も入場できるというので
この機会に行ってみることにしました。
ジェノヴァの噴水のあるフェラーリ広場脇にある
カルロ・フェリーチェ劇場。
この横に伸びるローマ通りを下がっていきます。
ちなみにこのローマ通りはブランドショップが並ぶ
落ち着いた通りです。
一本奥のアーケードを通ってみました。
お昼休みの時間だったので、ガラ～ンとしてましたが・・・
このローマ通りはCorvetto広場へとつながります。
このローマ通りとCorvetto：コルヴェット広場が交わるところに
老舗のバール、Mangini：マンジーニがあります。
焼き菓子もありました。
カメリエーレが正装してるタイプの
老舗のバールで、ちょっとエスプレッソを！！！
ローマ通りを背にし、コルベット広場に向かって
左に坂が続きますので、そこを上ります。
途中にこんなモニュメントがあり・・・
それを越すと、柵に囲まれた公園
Villetta di negro：ヴィッレッタ・ディ・ネグロ公園に突き当たります。
それを「Museo：美術館」の矢印にのぼります。
昔、お金持ちのおうちだったようで
ちょっとした動物園のように
動物を飼ったりしてたらしいんですが
今はそのオリも空っぽで、なんだか寂しい・・・
坂を上っていくと、地味ですがこの建物。
ここがキヨッソーネ東洋博物館です。
Museo d'arte orientale Edoardo Chiossone
住所：Villetta Di Negro - Piazzale Mazzini, 4 - 16122 Genova
Tel：010 - 542285
fax：010 - 580526
（月曜日は休館。火～金：9～19時。土日は10～19時。
祝祭日は休館。詳しくはコチラをご確認ください。）
この美術館の名前に入っている「キヨッソーネ」とは
Edoardo Chiossone：エドアルド・キヨッソーネという
人物のお名前なんです。
wikiより拝借。
日本の招きによりお雇い外国人の一人として、
明治8年（1875年）1月12日に来日した
エドアルド・キヨッソーネは大蔵省印刷局に着任、
主に偽造防止の紙幣制作の指導などにあたる傍ら、
多くの日本美術品を収集した。
それらの展示のために設立されたのが、
キヨッソーネ東洋美術館であった。
当初、アルフレード・ルグソーロにより、
1905年にリグーリア美術学校の三階の美術館に設置され、
1940年までこの建物において開館していたが、
1940年の第二次世界大戦布告の直後、
キヨッソーネ東洋美術館はジェノヴァ市の責任、負担のもとに
疎開、大戦後にはキヨッソーネの遺言通り、市の所有となっている。
その後、ジェノヴァ市はキヨッソーネの遺言に従って、
コレクションを恒久的に保存するのにふさわしい
建物の設計・建設を審議した。
その結果、建設予定地はヴィレッタ・デイ・ネグロ公園内に決定、
1953年に建設に着工をし、1970年に完成している。
そして、翌1971年5月7日に開館、以来、広く一般に公開されている。
自らが銅版画家であった彼の日本美術品コレクションは
約15000点以上にのぼり、浮世絵版画3269点、
肉筆浮世絵286点余りのほか、大仏像、甲冑、
絵画、陶器など多岐にわたっている。
という、ヨーロッパでも結構な規模を誇る
コレクションなんだそうです。
中は、これまた写真撮影禁止なので
ネットより写真を拝借しましたが・・・
入ると、ど～～～んと仏像が並んでまして。
ガラスケースにも入ってないので
かなり接近して見れます。
（なんなら触れそうです。もちろん触ったらダメですけどね！）
何気に見てましたけど、すごいですよ、ここのコレクション
飛鳥時代の木造の仏像とか弥生時代の勾玉（まがだま）とか
戦国時代の鎧兜とかもありまして・・・
キヨッソーネさん・・・
すごい価値のあるもん収集したんやな・・・
どんなコネ？？？どんないきさつ？
と思ってしまいました
いやいや、いくらお雇い外国人で
日本政府から呼ばれて、大蔵省印刷局に着任して
色々指導されてたにしろ・・・
キヨッソーネ：「いや～、立派な鎧兜ですな～！」
政府：「日本の戦国時代のものです。」
キヨッソーネ：「素晴らしい・・・」
政府「持って帰ります？」
・・・なんて、こんな簡単じゃないでしょう！？
ちょっと傷んでるものもある雰囲気ですが
じっくり見ると、びっくりな美術品ばかりでした。
ちょっと受付のおじさんは無愛想だけど・・・
カーテン破れてたりするけれど・・・
急に電気消えたりするけれど・・・
こんなことに負けずに
日本人の方には足を運んで頂きたいものです！！！
ゲストブックには、日本からの観光客の
皆さんの書き込みもあり、
皆さん「感動した」と書かれてて
なんだか嬉しくなりました！
私も書き込みました。
「カーテン破れてるけど・・・」が目印です（爆）
ちなみにこの美術館の外からは
ジェノヴァの町が一望できますよ～！
ジェノヴァのシンボルの灯台。
中の見学の後は、外も見学してくださいね～！
ジェノヴァの空に、日の丸。
美術館への目印にも日の丸が描かれてあります
キヨッソーネさん、素晴らしいコレクションを
ありがとう！！！
そんな気持ちになりました。
ローマ通りを歩いて・・・
カルロ・フェリーチェ劇場を通り・・・
フェラーリ広場へ戻ってきました！
あら。レンタサイクルもあるんですね～。
いやいや、ぜひ歩いて、ゆっくり楽しんで頂きたいです！
さて、ジェノヴァをあとにします。
何度かご紹介している六角形のビル、
「matitone：鉛筆ビル」
シンボルの灯台！
天気も良く、眺めも素敵だったので
少し前に高速をおりました。
ギラギラ太陽！！！
８月末だったので
まだまだヴァカンス客で
賑わってる町を抜け・・・
地元Chiavariに戻ってきました。
食べれるサボテンの実も
まだ色づいてないな～（嫌いですが・・・）
夕食は、簡単にカプレーゼ！
夏の定番。
日本から遠いジェノヴァで
色々な日本の展示品を見て
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