今日は、みかこちゃんに逢うことが出来ました
忙しいご両親に会って頂くのも申し訳なく思っていたのですが、携帯電話を託しに伺いました。
聡太郎が渡航した際に、連絡手段としてアメリカで携帯電話を2台用意させて頂きました。
その2台の携帯電話は、皆様から頂いた募金で購入させて頂いた物です。
帰国後、その携帯について救う会の皆さんと相談し、私たちの後に渡航される方々に使って頂いて来ました。
今まで、なつ君やまおちゃん、大樹さんに使ってきて頂きました。
そして、今、1台はゆうりちゃん。
もう1台はみかこちゃんに繋がりました。
皆様からの善意が、つながっております。
本当にありがとうございます。
そして、みかこちゃん。
ちょうど、シェ・しらはまさんが横浜そごうの8階に出店されているので、途中そごうに立ち寄り、そうちゃんミニパウンドを購入。その時間、僅か1~2分。足早に立ち去り、写真すら撮れませんでした。
そうして、なんとか面会時間中に伺うことが出来ました。
ママがみかこちゃんにそうちゃんミニパウンドを渡してくれました。
興味深々な雰囲気
みかこちゃんに前回お会いした時は、もっと赤ちゃん!っていう感じでした。
今回は、シッカリお座りもできて、声も出して笑ってくれました。
オモチャを掴んでは投げて、楽しそうでした。
そんな可愛い、みかこちゃんの成長に感動しました。
元気になったら、そうちゃんミニパウンドを食べてね。
みかこちゃんとのあっという間の面会。
しかし、帰るときに衝撃が・・・。
みかこちゃんママのブログhttp://yaplog.jp/sf97/archive/408
体幹抑制です。
きっと、意味はあります。
理解しようとする自分が嫌ですが、全ては「安全のため。」なのでしょう。
つかまり立ちもできるみかこちゃんが、ベッドから落ちないように・・・なのかとも思います。
もしかしたら、治療上、お腹を下にして寝てはいけないのかも知れません。
でも、どうして・・・・・。
理性よりも感情がすごいショックを受けました。
みかこちゃんのママとパパにっとっては、もっともつらい瞬間です。
私もそうちゃんの時には、そうちゃんの手に抑制が必要でした。
それだって、辛かった。
でも、抜いたらそうちゃんが辛くなる管がいっぱいあったから、仕方ないとも思っていました。
でも、みかこちゃん・・・。
悲しいな。
せつないな。
という気持ちでいっぱいになってしまいました。
その後、病院のロビーのようなところで、1時間くらいママとパパとお話が出来ました。
みかこちゃんママが教師であったことは、天職だったんだと感じました。
生徒さんのことや、教師であることを話された時のママの笑顔と瞳の輝き、そして教師という仕事を素晴らしいと言ったときの声の響き・・・。
みかこちゃんが大きくなった時、今回の募金活動や、ママの仕事について、みかこちゃんは誇りに想えると感じました。
その後、帰宅してみかこちゃんの主治医にもなられる、コロンビア大学の加藤先生の出演されたNHK・プロフェッショナルを見ました。
みかこちゃんが、加藤先生に診て頂けることは素晴らしいと思います。
加藤先生の講演を日本で聞けたとき、とってもスマートな雰囲気で、優しさの中にある強さを感じました。
そして、TVでみた先生の笑顔・・・。
コロンビア大学の病床数2,000以上にも驚きましたが、そんな数字も吹き飛ばすような笑顔でした。
加藤先生の技術が、日本で受けられないこと。
加藤先生が日本人であっても。
残念に思えてなりません。
特に、今回のTVでは移植だけではない、移植手術の技術を応用した手術が紹介されていました。
移植医は移植だけをしている。と、思っていた方には驚く内容だったのでは・・・。
そして、このTVをみて、やはり子どもの存在は親を強くすると思いました。
「子どもを救いたい。」と、同じように「子どものために生きたい。」という想い。
どのような病気になっても、医療が選択でき、医療が尽くされるということ。
どの医療も否定されるものはないということ。
問われるもの、それは関わる方々のコミュニケーションスキルとモラルなのではないかと思いました。