2月19日・・・「喜びと悲しみ」 | そうちゃん日記 

そうちゃん日記 

聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

「喜びと悲しみ」



今日、お友達が無事に出産をしたと連絡が来ました。

とっても嬉しかったです。

生命の誕生の素晴らしさ。

昨日までは一心同体だったのに、今日からは別々って、何度考えてみても凄いことだと思います。


しかし、すごく悲しい出来事が・・・。


今日、外出したときに電車の中で女性の怒鳴る声がしました。

女性の声で「おまえふざけんなよ!」「やめろって言ってんだろ!」って、何事かと思って声のする方向を見ると、10代後半から20代前半の若いお母さんでした。お子さんは床に座り込んでいる4,5歳くらいの男の子と、べビーカーに乗っている2,3歳の男の子で、その2人に怒っているようでした。

また、ベビーカーに乗っているお子さんが、お菓子か飲み物が欲しかったらしく、お母さんに甘えた表情で訴えたら「何もの欲しそうな顔してんだよ。何もないって言ってんだろ。」と怒鳴り、お子さんが拗ねてタオルケットを床に投げたら「なにを物に当ってんだよ!ふざけんな。」と言って頭を手のひらで叩いてしまいました。


私は、あんなに可愛くて元気なのに・・・。どうして・・・。と、本当に切なくなりました。


でも、この場合に私を含む同じ電車に乗っていた人は、彼女にどのように関われば良かったのでしょうか。

躾なのか、虐待なのか。

私には、本当に何をどうしたらいいのかも分からないまま・・・。でも、お子さんを見ていて感じたのは、やっぱりママの事が好きなんだな~。という雰囲気。そう感じて益々切なくなりました。


しかし、虐待が問題になっている昨今、公の場でここまでの表現と口調で怒鳴れるということは、日常生活で人の目がない時にはどうなるのでしょうか。もっと酷いのか、逆に変わらないのでしょうか。


虐待を発見した場合、国民にはそれを通告する義務があるそうです。

以下は、児童福祉法第25条の規定です。

第25条 要保護児童を発見した者は、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。ただし、罪を犯した満14歳以上の児童については、この限りでない。この場合においては、これを家庭裁判所に通告しなければならない。
ここでいう要保護児童は、虐待を受けている子どもを指しています。

子ども虐待防止としてオレンジリボン運動というものがありました。
http://www.orangeribbon.jp/child/institution.html

社会や地域でのつながりが希薄になっていると言われていますが、地域では様々な支援に力を注いでいます。
ただ、そのような支援があっても活用していくのは個人になります。

今日の出来事で、自分の行動はどうするべきだったのか・・・子どもの幸せについて、考えたいと思います。


画像がデカイかな?

そうちゃん日記 
そうちゃん怒ってますか!?