1月17日・・・「心肺同時移植」 | そうちゃん日記 

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聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

「心肺同時移植」



国内で80例目の脳死判定がされました。臓器移植は79例目。

心肺同時移植は国内で初めてのことです。


平成9年10月施行の臓器移植法は、心臓と肺をそれぞれ別の患者に移植することを想定していましたが、心肺同時移植でなければ救えない方がいることから、平成15年4月から移植希望者の登録が始まりました。それから約6年・・・。今回は約120人ずついる心臓と肺の待機患者のうち、同時移植を必要とする4人の方の中から選ばれたそうです。


今回、臓器提供を受けた方は先天性心疾患のアイゼンメンジャー症候群http://health.goo.ne.jp/medical/search/10640400.html

という病気の30代の方です。30年の人生、登録から6年の歳月・・・どのような時間だったのでしょうか。

また、移植を受けられなかった3人の方々の気持ち・・・。

心臓と肺の移植を待つ約120人ずついる方々の気持ち・・・。


そして、臓器提供の意思を受け継いだ、ご家族の決断と気持ち・・・。


去年、10月22日に76例目の臓器移植が行われてから

今年、1月17日に80例目の脳死判定、79例目の臓器移植が行われました。


尊い命が新たな一歩を進み、新たなパートナーと人生を歩み、生きる喜びに満ち溢れますように。


ドナーとなられた方々のご冥福をお祈りします。


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