兵庫知事、不信任案可否が焦点に 衆院選迫り各会派難しい判断迫られる

配信 産経新聞

 
6日の兵庫県議会調査特別委員会(百条委員会)で、斎藤元彦知事は文書による疑惑告発を公益通報と扱わなかった対応について「適切だった」とする従来の主張を繰り返した。今後、県議会が斎藤氏への不信任案を可決するかが焦点となる。百条委を通じて斎藤氏への批判は高まり、不信任への流れは強まるが、議会側には斎藤氏が議会解散を選択するとの見立ても根強い。衆院選も迫り、各会派は難しい判断を迫られている。
 
百条委での疑惑追及が続く中、最初に不信任案提出を決めたのは、立憲民主党議員らでつくる第4会派のひょうご県民連合(9人)。会派幹部は「県政が完全に停滞している。正常化には真相解明に加えて知事の辞職しかない」と語る。 
 
 県民連合が単独で不信任案を提出することは可能だが、可決へのハードルは高い。兵庫県議会(定数86)の場合、全員が出席すると65人の賛成が必要で、他会派との連携が不可欠となる。
 
  まず、カギを握るのが最大会派の自民(37人)だ。3年前の知事選では斎藤氏を推薦したが、今回の問題では県連会長の末松信介参院議員が事実上の辞職勧告を突きつけるなど、厳しい態度を見せている。ある自民県議は「百条委などの調査を待つべきだとの意見もあるが、(斎藤氏は)もう持たないのでは」と話す。
 
第2会派の維新(21人)も知事選で斎藤氏を推薦した。今回の問題では当初、百条委の設置に反対するなど斎藤氏寄りだったが、風向きは変わっている。8月25日の大阪府箕面市長選で大阪維新の会公認の現職が敗北し、党内にショックが走った。ある維新県議は地元で「あの人(斎藤氏)をまだ応援しているのか」と苦言を呈された。
 
早ければ今秋にも衆院解散・総選挙が想定される。維新は兵庫で公明現職の選挙区にも候補を擁立する方針だが、激しい選挙戦が予想される。党勢衰退は許されず、県議は「もう(斎藤氏に)辞めてもらうしかない」と吐露する。
 
第3会派の公明(13人)も難しい事情を抱える。斎藤氏は今月4日の記者会見で、不信任を受けた場合の県議会解散を否定しなかった。解散すれば県議選となるが、支持母体を挙げて選挙戦を展開する公明にとって、衆院選と時期が近接するのは避けたい。会派幹部は「他会派の動向を踏まえて判断したい。覚悟を決めるときは決める」と話した。(喜田あゆみ)
 

 

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百条委員会の真相究明には限界がある。 そして、何よりも時間がかかり、12月まで議論は続くという。それまで県政の空転を続けて言ってよいのだろうか?よいはずはない。 そこで、地方自治の二元代表制の車の両輪である議会の早急な判断が必要となる。県知事が自らやめないというのであれば、議会が肩をたたく以外にないということである。 県議会の解散を恐れて、県政の停滞を長引かせているようでは、各会派に属する政党とも、兵庫県では勝利できない。県民は、県議会の動きを注目している

 

自民が行うのは辞職勧告であり不信任決議ではないから全議員の賛同は得やすいだろうが、不信任決議になると話は別。自民でも割れると思う。 議会の解散ということを考えれば、議員の立場では維新は議席を減らすだろうから保身を考えれば賛成しずらい。公明は党としての議席は減ることはないが現職議員が選挙に出れるかどうかわからないので賛成しずらい。 不信任決議が可決されれば、解散選挙は挟むが二度目はハードルが下がって知事辞職になるだろうから、県政と県民のことを考えて判断してほしい。

 

辞職勧告するという事は、今の知事には何も手助けできないと明示することと同じだと思います。 斎藤知事が何を思ってこの状況で守りに入っているのかわかりませんが、なにかあっても、党としては支援しませんよ、となると、県政自体、党との連携が取れず、何をするにも県民の支持が必要になる。 だけど、いまの兵庫県民に斎藤知事を支援できる勢力が、いったいどのくらいいるのか、ひとつひとつになにがあったのかを説明しなければ、覚えていません、指示していないというのは、その時のストーリーの結末しかわからず、なぜその言葉に行きついたのかのプロセスが見えなければ、県民も支持しようがないと思います。 自民、公明が、この先の衆議院議員選挙を見据えて、辞職勧告を出せば、事態は動くのではないかと思います。そうなれば維新も、先を見て動かざるを得ないのではないかと思います。といっても維新はかなり議席を減らすでしょうね。

 

これまでの百条委員会の内容からすれば、知事が「公益通報者保護法」に違反していることは明らかだろう。 その権力の濫用によって、人命が失われている。 おそらく無いとは思うが、もし万が一、不信任決議をうけて知事が失職を選んだとしても、けっして逃げ得などにならないよう、注視が必要だろう。 もちろん、議会解散選挙・不信任再決議を経たのちであっても同様に、法で裁かれるべきだと思う。

 

辞職勧告には賛成するが、勧告を跳ねつけて辞職を拒んだ知事に対する不信任決議には反対するという行動に合理的な説明が出来るのか。無理だろう。となれば、不信任決議が出されれば賛成せざるを得ない。

 

維新も自民も今後の国政選挙をにらむと、これ以上この知事が居座ることは許容しにくい状況だろう。 なかでも維新は初動を間違えたばかりに仮に不信任決議に賛成したとしても党のダメージは相当大きい。不信任後にこの知事が党の意向を無視して解散などしたら悲劇的な結果になるだろうね。

 

自民で不信任決議で反対をするのは百条委員会設置で党議拘束に従わず反対した石川憲幸議員だけと思いますよ 不信任決議の呼びかけをしつつ斎藤知事に辞任申し入れをしているわけで自民党の総意として判断したとみるべきでしょうね。

 

ここまでマスコミで報道されたら、不信任決議で反対票を投じるのはいくら我が身がかわいい議員でも踏み絵でしょ。県民としてはぜひ全会一致の決議であって欲しいです。そこまでいけばさすがの知事も辞職以外の選択肢はないと思うが。

 

本人は「適切だった」をバカのように繰り返すだけだが、明らかな違法性があることは国民の誰もが知るところになった。 聴取に時間はかかるだろうが、これは検察事案だと思う。詳しくないけど、検察が介入して速やかに知事の席を空けさせることはできないのか? 県政の停滞がこれ以上続いてはまずいのでは?

 

県議会議員も、各会派も、兵庫県知事のように、「県民のみなさまのため」と連呼しながら実際は保身に走って地位に執着する姿勢は正してだきたいと思います。

百条委員会まで開いて、明らかに「公益通報者違反である」という結論に達するのであれば、
その結論に準じた道を選んでほしいと思います。

亡くなられた西播磨県民局長とそのご家族の為に、誠意ある行動をとって欲しいと願います。

 

県議会の判断を左右するのは維新と公明の存在だ。 維新と公明は百条委員会を行うことに反対した。現状で不信任決議に態度を鮮明にしていない。 特に維新の県議は百条委員会でも議事進行を妨げ、亡くなった元局長に対しても威圧する行動をし、その死因にも深く関わっている。 維新は執行部も事実の解明が先だと斎藤知事を庇っていたので、維新がもっと追いつめられて方向転換する必要がある。

 

兵庫県のことは兵庫県民の民意を県議がどこまで敏感に汲み取って、その想いを行動に移せるかじゃないですかね。 県民がこの人のがトップでよいか声を上げること、その声を県議や知事本人がどう受け止めるかだと思います。

 

新しい知事のもと、公益通報保護法の適正な運用体制の構築と元副市長を含む今回の事案に関わった幹部、地方自治法違反などの実行した職員の厳正な処分を行い、新たな県政を出発させるためにも、不信任案の提出が望ましい。党や自己利益の追求に走らず、県議会の存在意義を示してほしいものです。

 

百条委員会では公益通報と扱わなかった対応について、部下の進言をも無視して犯人探しや懲戒処分を行ったことがはっきりしたようだ。 県民連合が単独で不信任案を提出することは可能だが、それでは何の意味もない。 知事を推薦した与党の自民も、百条委員会設置に反対した維新もかばいきれなくなっている。 衆院解散・総選挙が想定されるため難しい判断という意見もあるが、それは少し先の話。 斎藤知事を辞職に追い込むのはどうしたらいいのか、各党はまじめに考えてもらいたい。

 

不信任案が全会一致で可決しても、斉藤知事はそもそも自分は悪くないと思っているのだから、議会解散するだろう そうすると選挙になり現職議員が最も避けたい展開になる 選挙の争点は斉藤知事だから、維新の議員は軒並み落選が予想される 兵庫県政の監視は兵庫県民にしかできないのだから、選挙になったら厳しい判断を期待したい

 

地方自治法の下で知事の不信任案が可決されたのは4例あり、その全てが辞職を選んでいます 知事は過半数で不信任案が可決される内閣と違って4分の3が必要と相当ハードルが高いのですが、解散後の再議決は過半数で失職に追い込めます そもそもハードルの高い不信任案が可決されるという事は主要勢力は全て敵に回っているという事であり、そこから支持派を過半数まで増やすのは相当困難です ですから今まで解散を選んだ知事はおらず、2人はそのまま辞任、2人は再出馬してそのうち長野県の田中康夫知事は再選に成功しています

 

知事のこれまでの言動を見ていると、「自分は悪くない。周りが間違っている」という思考が極端に強いという特性を持っている人のように感じる。 道義的とか周りの空気感を読むことができずに、「どうして私に落ち度があるのか、なぜやめろと言うのか」と、理解できない特性をもっている方だと思う。さらに、自分が思ったこととをすぐに実行しないと気がおさまらないし、自分が思うように進まないと感情的になり、状況をみた冷静な判断ができなくなる。 知事がこのような特性をお持ちだという前提でこれまでの言動を振り返ると、なるほどだと理解できるのではないだろうか。 この知事に「いずれは改心するだろう」は期待できない。議会のルールに則って辞めさせることを粛々と進めた方がいい。そこには不信任案可決や市議会解散だってあるだろう。しかし、それも覚悟しておかねばならない人を兵庫県民はトップに据えてしまっているということである。

 

公務員と言う職務はお中元お歳暮は貰ってはいけない職務です 父は地方公務員でお中元お歳暮が送られて来ても送り主に送り返すことをしてました 蟹貰った牡蠣貰った革ジャン欲しい ゴルフクラブ貰った など、知事、副知事は県職員の公務員の皆さんのお手本的な事は最低限やるべき責任もある そう言う認識は無かったのだろうか 県内の産業、水産の良いもの宣伝していきたいものがあれば、知事、副知事がこれはいい製品だ、美味しい蟹だと思えば お金払って買ってください 頂くモノではありませんよ 購入する物です 県民の税金が貴方たちの給料なんですから 消費してください 購入して消費税も払ってください ホントに恥ずかしい ホント、早く知事を辞めてください お願いします。

 

自己に対するマイナス疑議には全て「適切だった」と答える こんな幼稚園児みたいな者が、本性を隠して知事職に就いた ならより上位の存在が 「百条委他、県職員更にこのニュースで全国的に知れた、斎藤君をこのまま知事職に据えておくことは【適切】では無い」 何か決定的で疑い用の無い事実を「適切だった」と確信するに値するタメには、異例中の異例ではあるが、「嘘発見器」を装着しての 質疑応答をし これまでの回答に「嘘」がなければ  それが、兵庫県職員他ニュースで見知った人達も納得する とでも、自民党、公明、維新の上位者が言えば 従わざる得ない し拒否すれば、それはそれで「嘘」を吐いている事になる  結局の所もう詰んでいる

 

三会派としては、斎藤氏を擁護すれば支持率に悪影響が出るのはほぼ間違いなく近い国政選挙で不利。不信任案に賛成し議会解散、選挙は議席減らす可能性がありやりたくない。斎藤氏が自ら辞めるのが一番都合がよいので、自民は辞職要求したんだろうが。 だが、斎藤氏は不信任、自ら辞職のどちらにせよ今辞めたら政治家として道は途絶える。それどころか他職への転職だって相当に厳しいだろう。どんな手を使ってでも最後まで勤め上げるしかない。 辞職要求が受け入れられる可能性はないと自民もわかっているはずなので、まあ完全に斎藤氏を擁護してないって示すためのポーズだろうな…。

 

辞職は当然だと思えるが、本人にその気がないのならそのままだろうと、まず機関による追及を強めて、公益通報保護法などの法的観点からの措置を受けさせるべきだと思う。 逆に百条委員会の追及や、これまでの知事の身内や幹部からの追及、そしてメディアからの追及も絶えない中で知事を降りないのも疑問ではあるが、今後辞職しようともしなくともパワハラなどによる通報者の名誉回復、遺族などに関する損害賠償などあらゆる責任は引き続き追及すべきだと思います。