私の毎日には常に高校生の笑顔と真剣な眼差しがあります。
それだけにこの子たちの未来が心配で仕方ないのです。
それは受験の事ではありません。
5年後いや10年後も平和な日本でいる事です。
「専守防衛」という訳の分からない詐欺的言葉の存在が私を不安にさせるのです。
良く考えて見ましょう。
自分から戦争は仕掛けないが、攻められたら、防衛のために戦うというのです。
これは戦争をするという宣言ではありませんか。
その為に軍備にお金をかける。
しかし日本の軍備にかける何倍、何十倍も仮想敵国はお金を掛ける力があります。
それは防衛にはなりません。
なぜ、アメリカに絶対戦争が起こらない交渉をお願いしないのでしょう。
この種の発言をすると、「平和ボケ」と非難されます。
ウクライナは防衛しているだけですが、国民は戦争に巻き込まれています。
「専守防衛」ですが、もう戦時中です。
多くの国民が死んでいます。
日本も「専守防衛」という言葉の下で戦争をするのでしょうか。
アメリカに対してどんな戦争にも協力しないと言うべきです。
日本にあるアメリカ軍の基地から、他国に戦いに出ることを拒否するべきです。
私はここ20年間の卒塾生を1人として失いたくないのです。
沖縄の人たちは戦争の悲惨さをよく知っています。
その沖縄伊江島の反戦平和資料館には壁にこんな言葉が刻まれています。
「基地のある国は基地で亡び、核のある国は核で滅びる」噛み締めて下さい。
「専守防衛」などというご都合の良い言葉は通用しないのが、現実世界なのです。
どんな時も話し合いで問題を解決するという強い決意とそのための行動しか平和に至る道はない事を信じて行動しましょう。
あなたの大切な家族のために。
絶対武器を持たない事が平和を守る唯一の道である事を信じ守り抜いていきましょう。
福岡市中央区天神赤坂の 大学受験個別指導塾 創明ゼミ
塾長 上城 誠