飲酒運転による小学生の死亡事故。

痛ましくて言葉がありません。

 

事故ではなく殺人ですね。

 

日々ニュースでコロナ感染者数と重症者と死者の数が発表されていますが、総理の定例会見でその死者に対する誠実な陳謝は語られません。

他国に比べて死者数が、少ないから良いのでしょうか?

 

日々伝えられる死者が総理の身近の方であっても、オリンピックに対する考え方は同じでしょうか?

 

芥川賞作家の平野啓一郎氏がsnsで厳しい批判を発信し続けています。

私たちは大きな世界の中の、5人から10人程度の小さくて、だからこそ体温がかんじられる小さなコミューンの中で生活しています。

どんな有名人でも同じです。

だからこそ1人の死は重いのです。

すべての死を、自分のコミューンの中の死と感じる力、それこそ人間としての誠実さ、そのものでしょう。

 

日常は見知らぬあなたという多くの他人の中で生活して過ぎていきます。

 

しかし、その見知らぬ他人たちもあなたと同じ大切なコミューンを持ち、多くの愛に包まれている、他の誰とも交換不可能な、たった1人の「私」だと、そんな他者と生活を営んでいるのだと自覚して日々を送っていかなくてはならないのです。

 

あなたは私です。私はあなたですから。

 

福岡市中央区天神赤坂の 大学受験個別指導塾 創明ゼミ

塾長 上城 誠

 

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