大阪2日目。何を隠そうこの為にやってきたと言っても過言ではない。そうUSJ。ユニバである。

極めて詳細に言うとスパイダーマン🕷️にお別れを告げにやって来たまである。映画好きの私にとってはハリーポッターやジュラシックパークも魅力的であるが、無類のスパイダーマンマニアである私にとってここは外せない。家中スパイダーマンだらけである。
 ゲートをくぐり、己のスパイダーセンスを頼りながら一目散にスパイディの元へ。160分待ち?上等ではないか。ここまで好きが拗れると待ち列の内装、ムービーでさえも至高の瞬間である。体感としては30分程であった。(実際は90分ぐらいでした。)最後のスパイダーマンにお別れと感謝を告げるようアトラクションを全力で堪能。ラスト・アメイジング。ベスト・アメイジング。お前ら全員オクトパス。
 フライングダイナソーやハリドリなど大物アトラクションを乗りこなし、しっかりとUSJを満喫する。
しかし、時間はNO,LIMITではないようだ。時間的にも最後のアトラクションであるだろうヨッシー・アドベンチャーに並んでいる時にふとスマホに目を落とすと、職場から恐怖の着信。ハロウィンナイトは終わったはずでは?本来次の日も休みであったのだが概ね明日出勤出来ないかの類いだろう。
ゆっくりと流れるヨッシーに乗り、IQ5ぐらいしかなさそうなドッスンですら見つけられる卵を探す愉快なアトラクションが一転。気分はバックドロップである。アトラクションを降り、吊り下げられたサメの前で電話を折り返す。案の定。出勤を承諾し、叫びたくなる心情をフライングダイナソーからの絶叫が代弁してくれていた。
 元々そのまま家に帰る予定であったため、旅行には支障がないが、働きたくねぇ。しかし仕方のない事だ。予定は無かったし、明日は地獄からの使者としてヒーローの様に出勤してやるのも悪くはないだろう。
大いなる力には、大いなる責任が伴うのだ。