父のところに行った際、片付けをしてたら賞味期限がまだ大丈夫な油と白ワインビネガーがあったから持って行ってと言われ持たされました。

 

 

母は、安い時にため買いするタイプで色々なものをストックしていました。安い時にたくさん買っていつもおすそ分けで我が家に持ってきてくれていました。日用品もそうですが食品等もよく持ってきてくれていたので、今思えばすごく家計が助かっていたんだなぁとしみじみ感じます。

 

 

父は、料理はほぼしないので母が亡くなった後、調味料等は私が持って帰っていました。母が生きてる時に買ったんだなぁと思うとなんだか苦しくなりますね。実家から持って帰ってきたものは、大切に使っています。

 

 

母が使用していた化粧品やティッシュやジップロックなどの日用品や調味料。中身が終わっても、母が買ったと思うと外箱を捨てる事が出来ずずっと取っておいてしまっています。母が買ったものは、母の温もりがある感じがしてなぜか捨てられません。

 

 

我が家には、母のものが結構あり先日も息子から渡された学校の用紙に記入しようと思ってボールペンを探していると息子が筆箱から出して私に貸してくれました。よくよく見てみると、それは母が使っていたボールペンで息子が筆箱に入れていたようです。

 

 

まだまだ母のことを考えると苦しくなります。母の文字や写真を見ると胸がギュッと締め付けられます。

 

 

先日、社長がお客様で大腸癌から始まって肝臓・胃になって今は肺がんらしいけどいつも場所がいいのか抗がん剤でちゃんと完治してる人がいるんだよねという話をされました。普通の世間話として話したんでしょうけど、私はまだそういう話をされるのは正直辛いです。それだけいくつも癌を発症している人が長生きして、どうして母はたった2ヶ月で亡くなってしまったんだろうと思ってしまいます。比べても仕方ないことは分かっていてもどうしても比べてしまいます。

 

 

母が療養中、秋野陽子さんもちょうど治療をなさっていて治療の様子をブログで拝見していました。どんどん元気になっていく様子が本当に羨ましく、母もいつかそんな風に元気になって退院出来るのかなぁと思っていたあの頃。でも、母は亡くなる2週間ちょっと前までは本当に元気だったのにそこからあっという間に病状が悪化してこの世を去りました。今日久しぶりに運転中その時の事を思い出してしまい涙が溢れました。病状が悪化した日からのことを思い出すと本当に苦しいし後悔が押し寄せます。

 

 

仕事も忙しいし、年末年始のめでたい雰囲気が私のメンタル余計にを情緒不安定にさせますね。