家族会館へ着き、母を霊柩車から下し部屋へ安置しました。室内は冷房が凄く効いていました。そして、葬儀社の方が母の体の側にドライアイスを置いていきました。認めたくはないけど、本当に亡くなってしまったんだなぁと改めて感じました。そして、病院でうっすら化粧をしてくれましたが葬儀社の方がきちんと化粧をしてくれ綺麗にしてくれました。

 

 

父は叔父に葬儀は生前母が家族葬みたいな小さな式がでいいと病院で伝えていたようです。そして、叔父は私に

『お父さんとお母さんはそう言ってたみたいだけどどうしたい?』

と聞いてくれました。

 

 

『私は、お母さんは社交的で友達も沢山いたし、今まで本当に色々してもらって何も返せてないからそんなこじんまりとした式は可哀想で…。』

と言って号泣してしまいました。

 

 

そしたら、父が

『あくまでも、それはお父さん達の意見だからどうしたいか考えよう。』

と言ってくれました。

 

 

『家族葬も一般葬もそんな金額が変わらないし、普通の式をしてあげたい。小さな式だと可哀想だし後悔してしまいそう。』

と伝え父も納得し一般葬にすることにしました。

 

 

後から、叔父が私がそう言ってくれて良かったと言われました。ただでさえ親戚も少ないのに、そんな小さな式では母が可哀想だと思っていたようです。

 

 

そしてそれから数分後、葬儀の打合せが始まりました。

 

 

頭と心はついていけないのに、死亡届の記入・葬儀の日程

・お礼の葉書の枚数・お礼の品物の数・会食のお弁当など決めることが沢山ありまったくついていけませんでした。悲しむ暇もありませんでした。葬儀の日程を2日後にしたかったのですが、地元の政治家が2日間貸し切りで使用するということで、4日後に決定。

 

 

葬儀の日程等が決まり、母の友人や会社等に連絡したりとバタバタでした。