母との面会の時間を終え、再び待合室に戻りました。とりあえず、昨日よりは落ち着いていると先生も言っていました。このまま、ずっと病院にいても母に会えないため1度実家へ戻ることにしました。



実家に戻る前に、叔父に報告しに行きました。叔父も、ショックを受けていました。みんな声を揃えて言うのは、一体余命2年~2年半というのはなんだったんだろうと。仕事にも復帰出来るって言ってたのに…。みんな頭と心がついていかない気持ちは一緒でした。



その後、実家に戻り父と弟と3人で過ごしました。母のいない空間が本当に不思議な感じでした。我が家は、母がいつも中心にいたんだということヒシヒシと感じました。お昼になっても、みんな食欲が湧きませんでしたが父がみんなが倒れたら意味ないからといい近所のお惣菜屋に行きました。1人1つのお弁当を食べることは無理そうなので、分け合って食べました。人って、本当にこういう時食欲がなくなるものなのですね。



病院から連絡がきたらどうしようと思いながら、過ごしました。夕方になっても特に病院から、連絡は来ませんでした。弟は特に連絡がこなければ、18時の電車で東京に戻ると言っておりその時間まで連絡は来ませんでした。そうは言っても、心配で新幹線のホームで暫く時間を潰していたことを後で知りました。



とりあえず、今日明日が山だと言っていた2日間が過ぎました。母は、頑張ってくれました。とりあえず、この後はホスピスに行くことになるのだろうか…残された時間はどれぐらいなのだろうか…と色々考えてしまいました。