新メニューなどの開発や企画に関しても
利用動機があいまいな居酒屋だからこそ取り組めることも多々あります。
例えば
天ぷら専門店であれば、季節の物使ったとしてもやはり「天ぷら」と
ある程度範囲が絞られてきてしまいますし、
ラーメン店などの単品の看板商品を売るお店であれば、
そもそもの来店動機がその商品にあるので、
新メニューなどを導入しても中々注文までつながらなかったり定着し辛い物です。
しかしながら、場所や空間も利用動機になる居酒屋であれば、
ちょっとした会話やサービスから新しい提案ができます。
さらには逆に季節にや流行りに併せた来店動機を生む事が可能です。
例えば、話題になった「熟成肉」も
専門のステーキ店はいくつもありませんし
実際は価格もびっくりするような金額です(笑)
それも
居酒屋であれば小ポーションでメニューに入れたり、
気軽に食べれるようにする事でお客様の
来店動機に繋げられるかもしれません。
さらには専門店でないからこそ、熟成肉を割安で提供したとしても、
来店動機になれば、アルコール類や他の商品でカバーする事も十分に可能です。
曖昧だからこそ目的来店を取る事が難しいと言われていますが、
それを武器とするか弱みとするかはお店の意識次第といえるのではないでしょうか。
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