時代と共に担う役割は変わっても、
50年間、ボンド映画を彩ってきた名花や仇花。

「映画秘宝」最新号で特集(力作!!)されてたこともあり、
自分の好みを10人選んでみました(順不同)。

まずは、「エロい」「ツンデレ」「エキゾチック」等々、
その後のボンドガールの基本形を作った初号機。

【ハニー・ライダー(ドクター・ノオ)】
演じたのはアーシュラ・アンドレス。
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水に濡れた白い水着にナイフを挟んが海女が、
「マンゴー(*濁点付き)の木の下で~」と歌って登場!!。
何というエロ!!小学生でテレビ鑑賞したが、刺激が強すぎた。
カリプソ/メント期のバイロン・リー御大が聴けるサントラもお勧め。


続いて、タイプは違うけど正統派美女を2人

【タチアナ・ロマノヴァ(ロシアより愛をこめて)】
演じたのはダニエラ・ビアンキ
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【ドミニク"ドミノ"・ダーヴァル(サンダーボール作戦)】
演じたのはクローディーヌ・オージェ
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前者は旧ソ連のトルコ大使館員。
ボンドを取り込めという業務命令を受け、
裸にチョーカー姿でボンドを誘惑。

後者は仇敵スペクター幹部の愛人だが、
軍人の兄がNATOを裏切った事を知り、ボンドに協力。
ルックスはシリーズ中トップクラスだと思う。

ボンドの魅力で心まで奪われてしまうという設定が、
彼女たちをより魅力的にみせている。

美人をもう一人。和風(でもないが、好み)美人。
【キッシー鈴木(二度死ぬ)】
演じたのは浜美枝
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意味不明な日本描写が多数あるけれど、
ボンド映画に入っても見劣りしない魅力は流石です。
ゴジラとキングコングを手なずけた実力者だもん。当然。


次は、ハッピーエンドに背を向けた美女2人。

【テレサ・ディ・ヴィチェンゾ(女王陛下)】
演じたのはダイアナ・リグ。
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【ヴェスパー・リンド(カジノ・ロワイヤル)】
演じたのはエヴァ・グリーン。
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前者は、唯一ボンドが結婚を決意した女性。
後者は…切なすぎて書けない(涙)
悲劇のボンドガールが登場するこの2作が、
シリーズ中屈指の傑作となっているのは、偶然ではない。

続いて「いかにも」なビッチ(=褒め言葉)2人。

【メアリー・グッドナイト(黄金銃を持つ男)】
演じたのはブリット・エクランド
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【カーラ・ミロヴィ(リビング・デイライツ)】
演じたのはマリアム・ダボ
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前者はタレ目ブロンド(何かアヴリル思い出す)という、
日本人好みのルックス。
ケツで大量破壊兵器のボタンを押すボケをかまします。

後者は、シリーズでは珍しい学生(音楽院生)。
ボンドから怒られてもチェロを取りに戻る気の強さや、
遊園地でみせる子どもっぽい笑顔がレアで、好感度も高い。

最後は、年と共に強くなる女ヴィランたち。

【ゼニア・オナトップ(ゴールデンアイ)】
演じたのはファムケ・ヤンセン
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【メイデイ(美しき獣たち)】
演じたのはグレース・ジョーンズ
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前者は、名前からして「騎乗●」もとい「女性上位」。
プリス(ブレード・ランナー)張りの太股窒息攻撃も凄いが、
死に様もリシーズ中屈指の悲惨さ、惨たらしさ。
戦うボンドが線の細いブロスナンだから仕方ない。
彼女はこの活躍で、後日ジーン・グレイに出世する。

後者は…もはや説明不要。シリーズ最強のマサイ戦士(ウソ)。
シスコ金門橋の死闘に懲り、ムーアは本作で引退した(ウソ)。

以上で10人だけど、ヴィラン流れで番外。
10年前、本人がインタビューで「あたしもボンドガールなのよ~」
って、嬉しそうに話してたのを読んだことがあるので。
過日もちょっと触れました。「匕首メッキー」その人。

【ローザ・クレッブ(ロシアより愛を込めて)】
演じたのはロッテ・レーニャ。
$soulvilletokyojpnsays...

靴に仕込んだナイフが「殺し屋#1」のモデルになったとか…

腐れフェニミストの皆さまには、
「飾りものにすんな」と評判の悪いボンドガールだけど、
相手がボンドなら「ペットになりたい」って気持ちも仕方ない。

ちなみに、俺が次作に期待しているボンドガールは、
キャリー・マリガン(「ドライヴ」「シェイム」)、エヴァン・レイチェル・ウッド(「レスラー」)。