先日、ずっと行きたかった五島列島の福江島に「ふらっと女ひとりレンタカー旅」をしてきました♪
本当は今年の5月に予定していたのですが、コロナ禍で一度キャンセルとなり、やっと10月末に念願かなって行くことができました。今回もいつものようにひとり旅で、初レンタカー旅(単独ではレンタカー旅は初めてなのです)で、少々ドキドキでしたが、なんとかなるものですね。予想以上にスムーズな旅となりました。
映画「悪人」のロケ地 大瀬崎灯台
行きは、例のごとくANAのマイレージをちゃっかり使用し、宿は今回初めてAirbnbを利用。GoToTravelは利用しなかったものの、そこそこコストは抑えることができました。そして、乗り物好きの私は、船酔いをしやすい体質にもかかわらず、帰りは福江→博多間はフェリー太古を利用し、2倍楽しむことができました。
行きのANA機内から
私の旅した福江島は、五島列島の中では一番面積の大きいメインの島ですが、観光スポットも土産物屋があるわけでもなく、地図には大きく記されているものの、ひっそりと地味にたたずんでいて、コロナ渦の影響もあってか、人もまばら(というか、私が訪れたタイミングではほぼ観光客ゼロの状態でした)。
でも、それが五島列島の良さではないかと私は思ってます。少しだけ物悲しさがあり、でもしっかりと自己主張していて、どこかしっかりと大地に根付いた力強さというか、パワーを感じるそんな島でした。女ひとり旅にぴったりな旅情あふれる場所でした♪
中高年になると、こんな落ち着いてしっとりした場所を好むのだな〜と、ひしひしと感じました(笑)
福江島のシンボル 鬼岳
今回、レンタカーしたのは、何年か前に車の故障でレッカーした際にレンタルした時と同じ車種の日産車「デイズ」。私がまず行ったのは、空港近くにある福江島のシンボルともいうべき「鬼岳」。
なだらかな山肌は、なんとなく熊本の阿蘇を彷彿させるようなイメージ。高さは315mと低い山ですが、とっても良い氣がながれているような気がします。駐車場から階段をのぼるとすぐに山肌に到達するので、山に登るといった感覚はないのですが、上からは福江町や海が望め、とっても心地よい場所でした♪
しばし、寝っ転がってボォ〜っと優雅な時間をすごせました♡
透明度の高い高浜海水浴場
観光地だというのに誰もいない高浜ビーチ♪ 白い砂浜で何時間でもたたずんでいられるような場所で、目を閉じて波音を聞きながら、しばしボォ〜っと瞑想していました😀(ボォ〜っとするのが好きですな笑)。
帰りのフェリーで食べた名物「鬼鯖鮨」
帰りは、博多港まで7.5時間以上かけてのんびりと船旅(フェリー太古)。五島列島の島々を抜け、途中途中島に寄港しながら航行するので、とても満足の旅となりました。
ただ、この日は波がかなり高くしけの状態で、引き返すのではないかとヒヤヒヤしましたが、なんとか後半は波も収まり船酔いもギリギリの状態でなんとか帰ってくることができました。
フェリー太古から眺めるサンセット
今回の旅で感じたことは、五島の自然のすばらしさと人々のあたたかさ。そして、観光地のあり方。
これは、あくまで私個人の印象ですが、有名な観光スポットで見られるような、ありあまるサービスや観光に伴う付属施設って、そこまでいるのかな〜と。
あったらあったで便利ですが、今回の旅でほとんどのスポットでこういった施設は見られなかったということもあり、それが逆に新鮮で、観光地の印象を際立たせているような気さえしました。
不便さはもちろんあるけれど、いろんな便利すぎるサービスがないほうが、よりその場所の価値や存在感を高め、神聖さを増してくれるようなそんな気がしました。ま、便利すぎる世の中だからこそ、そんな風に思い始めたのでしょうね(笑)。
いずれにしても、いろいろと考えさせられる充実の旅でした♪
本日もご訪問ありがとうございます。
Soul Tree/ Sachi