先日、登山家の方が主催する原生林キャンプに参加してきました♪

 

登山など素人の私が、標高1600m前後の原生林の中を歩き、近くにある2つの山を登山しながら、原生林の中でのブッシュキャンプに挑戦しました。

 

標高が高いこともあり、夜中は0度近くまで気温が下がり、通常の装備では寒さが厳しく、夜中はさすがに不安でいっぱいでした。他の参加者の方々は、登山に慣れてらっしゃる方だったので装備はシンプルかつ万全でしたが、なんせ素人の私は寝袋やリュックすらもダメダメな装備だったらしく、完全に山をなめていました(-。-;

 

 

大きなタープ1枚での野営。タープの下で4名が寝袋で川の字で寝るという、原生林ならではのキャンプスタイル。いわゆるブッシュキャンプなのですが、10月中旬とはいえ標高が高いので、かなり冷え込みました。一晩中、焚き火を燃やしていても、体が芯から冷えるそんな夜でした。

 

水もすぐ近くを流れる川からくんできた水を使用して、貴重な水で調理。ご一緒した登山家の方は、慣れた手つきでちゃちゃっと、ブッシュクラフトをして手作りでいろんなものを枯れ木で作っていく。シンプルなキャンプだけど、人間の原点に帰れるような体験ができた気がします。

 

 

夜は満天の星で、久しぶりにあんなに空からあふれんばかりの星空を見れました。時折、遠くから鹿の悲しげな鳴き声が聞こえてきたり、枯葉が大地にひらひら舞い落ちる音や、深い森の暗闇の中でパチパチと燃え盛る焚き火の音や炎に、かなり癒されました。

それと同時に、この静けさと過酷な条件下で流れる無の時間が、私の第六感をとぎすましてくれたような気さえします。

 

 

翌朝は、鳥たちのさえずりで心地よく目が覚め、焚き火の残り火(炭火)の上で直接焼くトーストは格別でした♪

 

時々こうして、原生林の中で自然の恵みに感謝しながら、過酷な条件で一夜を過ごしてみるのも案外いいなと実感しました。人間が本来持っている野生的なたくましさを思い出すことができ、同時に直感力を鍛える意味でもぜひ今後も続けていきたいと思います。

 

日頃のなにげない便利な生活が、いかにありがたいかということに気づけるブッシュキャンプでした♪

 

 

本日もご訪問ありがとうございました。

 

Soul Tree/Sachi