ジョーダン・ラカイ・ショーケース・ライヴ | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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ジョーダン・ラカイ・ショーケース・ライヴ

 

【Jordan Rakei Showcase Live At Shimotkitazawa】

 

 

下北沢。

 

これまでにコットン・クラブ、ブルーノート2回と計3回来日しているオーストラリア/ニュージーランド出身ロンドン在住のシンガー/ソングライター、ジョーダン・ラカイがこのほどデッカUK(ヴァ―ヴ)/ユニヴァーサルと契約し、2023年11月29日下北沢のイヴェント・スペース「砂箱」でショーケースライヴを行った。

 

ジョーダン・ラカイは、1992年5月23日ニュージーランド生まれ。3歳でオーストラリアに移住し、その後、2015年ロンドンに移住した。2016年『クローク』でデビュー。その後3枚アルバムをだし(他にEP、ライヴ盤も)、つい最近、デッカ/ユニヴァーサルと契約、新曲「フラワーズ」をリリース。現在アルバムを制作中で、おそらく来年(2024年)5月頃くらいをメドにリリースしたいとのこと。アルバムのタイトルは、『The Loop』となる予定で、そのリード曲として前述「フラワーズ」がしばらく前にデジタル配信された。ちょっとブルーアイド・ソウル・シンガー的な趣がある。

 

Jordan Rakei – Flowers

10/26/2023

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=9noTb2S5mdw

 

その彼のショーケースが急遽行われるとことで、会場に足を運んだ。この会場は下北沢に最近できた商業施設内の「砂箱」というイヴェント・スペース。初めて行った。約80平米というところに数席を作り、それ以外は立ち見という感じ。角にキーボードを置いて、ジョーダンが弾き語りで歌う。


 

たまたま、彼の目の前に座ることになり、超至近距離で弾き語りを堪能した。これだけの近い距離だと友人宅リヴィングで歌を聴いているような感じになる。比較的ゆったりとした曲調のものが多かったが、キーボードの弾き語りゆえのものらしい。弾き語りでバラード系を歌うと確かにスティーヴィー・ワンダーの影響は色濃い。コットン、ブルーノートではバンドを伴って来日していたので、次回のライヴもバンドでやる予定だという。

 

ライヴ後ミート&グリートで少しだけ立話をしたが、ヴォーカルで影響を受けたアーティストとしてスティーヴィー・ワンダー、ディアンジェロ、ジェフ・バックリー、マーヴィン・ゲイ、モータウンなどをあげていた。なかなかナイス・パーソンで、人柄もよくファンになってしまった。

 

来年でるアルバムが楽しみだ。

 

 

 

■セットリスト ジョーダン・ラカイ @ ・下北沢・砂箱 2023年11月29日

 

Setlist : Jordan Rakei @ Sunabako  November 29, 2023

 

Show started 19:36

01.  Hopes And Dreams (from up coming album)

02.  Wind Parade [Donald Byrd cover]

03.  Learning (from up coming album)

04.  Speak

05.  Nerve (with guitar)

06.  Bruises (with guitar)

07.  Midnight Mischief

08.  Flowers (from up coming album)

Enc. Hurt

Show ended 20:17

 

Performer :

Jordan Rakei, Vocal, Keyboards

 

Venue : Sunabako, Shimokitazawa, Tokyo, Japan

 

 

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