〇田中康夫さん、横浜市長に立候補表明~真っ当な記者会見 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇田中康夫さん、横浜市長に立候補表明~真っ当な記者会見

 

【Yasuo Tanaka Runs For Yokohama City Mayor】

 

 

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(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

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〇田中康夫さん、横浜市長に立候補

 

【Yasuo Tanaka Runs For Yokohama City Mayor】

 

明晰。

 

元長野県知事、参議院議員である田中康夫さんが、2021年8月8日告示、22日投開票される神奈川県横浜市の市長選に立候補を表明、7月8日、ホテル・ニュー・グランドで記者会見を開いた。その模様はユーチューブで全編生配信され、その後アーカイヴが残された。冒頭20分ほど所信を述べ、以後、すべての記者の質問に答えた。

 

フル動画→https://bit.ly/3wqycYW(約2時間8分、冒頭12分くらいのところから開始)

→https://www.youtube.com/watch?v=0mKlPBwh9Xo (約1時間45分)(ザ・ページのサイト。こちらのほうが音が若干いい)

 

 

 

田中康夫トップページ→

https://tanakayasuo.me

 

当日記者会見参列者に配布したレジュメ2枚、参考資料も下記に

https://tanakayasuo.me/yokohama2021

 

市長になったときの12の取り組みと参考資料。

 

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僕はアーカイヴで見始めたのだが、結局、最後まで全部見てしまった。いやあ、記者の質問にはすべてきっちり答えてすごいな、と思ったが、これが当たり前の記者会見。今、政府が行っている「記者会見もどき」は、国語力がないのか質問の意味を理解しない、理解してもまともに答えない、いいかげんに時間潰しの答えをしても、再質問できないなど、記者会見の体をなしていない。逆にこの当たり前の記者会見にすごいななんて思うのは、よほどふだんの記者会見がレヴェルが低すぎなことの証明だったわけだ。

 

この田中さんのようなきちんとした政治家が日本に5人でもいて、それなりのポジションにいてくれれば、アベスガでどん底に落ちた日本もまだV字回復とまではいかずとも、ゆっくり上昇カーヴを描いてくれるのではないかという淡い期待を持つ。

 

この1時間40分近くの記者会見、いずれ田中さんのことだから、正確な文字起こしが出ると思うが、僕が印象に残ったことを書いてみたい。

 

なぜ横浜市長選に出ることになったのか。

 

「FM横浜火曜深夜の『なんとなく、AOR』の番組を2015年からやっていて、横浜に来るようになり、いろいろな横浜の裏と表を知り、こんなことではいけないと考え、立ち上がることにした」

 

横浜のドン、藤木さんには相談したか。(ザ・ページのサイトで45分くらいのあたり)

 

「FM番組以前から親しくお付き合いさせていただいている」

 

藤木さんから支援は得られそうか。

 

「今、述べた通りであります。そのほかのご質問を…」

 

ここのやりとりは、おもしろかった。これはこの会見の中で唯一ギリギリの答えになったシーンではないだろうか。(笑) しかし、藤木さんから支持を得られたとしても、それは言えないだろうなあ…。(笑)

 

以前、維新にいらしたが。

 

「それは、私の黒歴史ですね。(中略) 私は、早めに解脱することができてよかったな、と」(笑)

 

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田中氏がやっていきたい帰納法と前例主義でなかなか物事が進まない演繹法のこと(1時間38分くらい)も印象に残った。また、学校給食の話の中で、現在の横浜の職員の「冷温停止状態を人間の体温に戻してあげたい」という言葉もひじょうに印象に残ったのですぐにツイートした。(1時間30分前後のところ)この冷温停止状態は、いままさに日本全国を覆っている病巣だ。

 

興味深かったのは、今後のインタヴューなどで、地の文はご自由にお書きになってかまいませんが、「 」内の本人がしゃべったとされる部分については確認させてください、と言っていたこと。本人も言っていたが、「べらんめい調になったり、です、ます、だなどの表記がぶれるので」、確認したい、とのこと。いわゆる原稿チェックですね。

 

確かに、最近の記者のレヴェルのことを鑑みれば、致し方ないかな、とも思った。確かに「 」内の文字のチェックはありだな、と思う。

 

IR(インテグライテッド・リゾート=統合型リゾート)をインテグレイテッド・レスキュー(統合型救済)としたのもさすがだと感じた。

 

いずれにせよ、現在8人が立候補を表明、(現在3期目の林市長はまだ立候補を表明していない)、そのうち田中氏を含め4人がIR(カジノ)反対を表明しているという。ということは、IR廃止は、もはや今回の市長選で争点にならないのだろうか。また8人の立候補はこれまでの横浜市長選で最多の候補数で、万一、最多得票者が有効投票総数の4分の1を超えなければ50日以内に再選挙となるという。前回2017年は、投票率37.21%で有効投票総数は112万5677票、これにあてはめると28万1420票以上を取る候補がいないと再選挙になるという。

 

(日刊スポーツ紙より)

 

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僕は都民なので、投票権はないのだが、ぜひとも田中さんには横浜市長になっていただき、横浜から日本を変えていって欲しい。微力ながら、応援したい。

 

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横浜市長選、候補者乱立の様相 8人表明、最多確実 告示まで1カ月

7/9(金) 6:00配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7fb38dc6104a2b916435d8c369a22fdab1586c

 

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たまらなく、アーベイン 単行本 – 2015/5/26

田中 康夫  (著)

https://amzn.to/3AWlDIm

 

 

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