〇テンプテーションズのミュージカル来春、ブロードウェイに～LAで公開始まる
【Temptations Musical “Ain’t Too Proud”Will Hit Broadway Next Spring】
ブロードウェイ。
アメリカを代表するR&B、ソウル・ヴォーカル・グループとして一世を風靡したモータウンのテンプテーションズを題材としたミュージカル『エイント・トゥ・プラウド～ザ・ライフ・アンド・タイムス・オブ・ザ・テンプテーションズ』が来春(2019年)ニューヨーク・ブロードウェイのインペリアル・シアターで公開される。これに先立ち、ロスアンジェルスのセンター・シアター・グループ／アーマンソン・シアターで2018年8月24日から9月30日まで事前公開が始まった。
Temptations Musical Set For Broadway: ‘Ain’t Too Proud’ Arrives Next Spring
by Greg Evans
August 24, 2018 6:41am
https://deadline.com/2018/08/temptations-broadway-musical-aint-too-proud-spring-2019-1202451678/
オフィシャル・トレイラー (約44秒)
https://www.youtube.com/watch?v=KaOxTvyFzOY
From left, Christian Thompson, Ephraim Sykes, Jawan M. Jackson, Derrick Baskin, Jeremy Pope and James Harkness in the Kennedy Center production of “Ain’t Too Proud.”CreditCreditDoug Hamilton(ニューヨークタイムズ・ウェッブより）
これはデトロイトのストリートのキッドから、ロック殿堂入りするまでになるテンプテーションズの栄枯盛衰、メンバー間の確執、裏切りなどを描く。
来春のブロードウェイ公開に先立ち、本作は昨年（2017年）バークリー・レパートリー・シアターで、さらに、今年6月19日から7月22日までワシントンDCのジョンFケネディー・センターのアイゼンハワー・シアターでも試験公開されていた。このロスアンジェルスの後、2018年10月11日から11月17日までカナダ・トロントのプリンセス・オブ・ウェイルズ・シアターでも公開される。
監督はミュージカル版『ジャージー・ボーイズ』などをてがけたデス・マカナフ、脚本はドミニク・モリソー、振付はセルジオ・トゥルフィーヨ、音楽監督はケニー・シーモア。
テンプテーションズの大ヒット曲「マイ・ガール」、「ジャスト・マイ・イマジネーション」、「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」など多くが流れる。デス・マカナフは、今年夏に公開される『サマー・ドナ・サマー・ミュージカル』をてがける。
このほかに、いわゆる『ジャージー・ボーイズ』のような「ジュークボックス・ミュージカル」として、『ビューティフル：ザ・キャロル・キング・ミュージカル』、ゴーゴーズの楽曲をフィーチャーしている『ヘッド・オーヴァー・ヒ―ルズ』が現在ブロードウェイでヒット中。さらに『ザ・シェール・ショウ』が2018年12月に公開予定。このほかに、アラニス・モリセットの楽曲を使った『ジャグド・リトル・ピル』、『ティナ：ザ・ティナ・ターナー・ミュージカル』の企画が進行中だ。
今作のプロデューサー、アイラ・ピットルマンとトム・ハルスはこれまでトニー賞受賞作『スプリング・アウェイクニング』をてがけている。本作のために1675万ドル(約17億円)の資金調達を目指しているという。
ロスアンジェルス・ヴァージョンの主なキャストは次の通り。
Derrick Baskin as Otis Williams,
James Harkness as Paul Williams,
Jawan M. Jackson as Melvin Franklin,
Jeremy Pope as Eddie Kendricks,
Ephraim Sykes as David Ruffin.
ブロードウェイ版の出演者はまた変わる可能性がある。
第一部約75分、インターミッション約18分、第二部約55分。
トレイラー、インタヴュー付き（約3分04秒）
https://www.youtube.com/watch?v=Fxe60GVW034
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