○ニューヨーク・ディスコ写真集展~ビル・バーンステイン | 吉岡正晴のソウル・サーチン

吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002

○ニューヨーク・ディスコ写真集展~ビル・バーンステイン

 

【Night Fever: NEW YORK DISCO 1977–1979, THE BILL BERNSTEIN PHOTOGRAPHS】

 

ディスコ。

 

ディスコがニューヨークで大きな現象となっていた1977年から1979年にニューヨークのディスコの写真を撮影していたカメラマン、ビル・バーンステインがその写真を発売し、個展をニューヨークで2017年12月末まで開いている。

 

【Night Fever: NEW YORK DISCO 1977–1979, THE BILL BERNSTEIN PHOTOGRAPHS】

▶︎日時:2017年12月末まで

▶︎会場:Museum of Sex

233 Fifth Avenue (@ 27th Street)

New York, NY 10016

▶︎入場料無料

 

紹介記事 (日本語)

HEAPS・ウェッブサイト(2017年4月2日付け)

http://heapsmag.com/interview-with-photographer-bill-bernstein-nyc-70s-disco-scene-two-years-inclusive-paradise-welcoming-all-races-genders-democracy-on-dancefloor

 

バーンステインは特にスタジオ54とパラダイス・ガレージによく通ったという。

写真個展は無料なので、ニューヨークへ行かれる方はぜひ。

 

けっこう大きくて重い

こんな写真も

 

写真集はアマゾンで買える。(7224円、新品4609円から)

Disco: The Bill Bernstein Photographs

Reel Art Press

https://goo.gl/DhHnng

大きさ 25.2 x 2 x 31.1 cm

 

いわゆる「コーヒー・テーブル・ブック」と呼ばれる大判の写真集だ。

 

ビル・バーンステインのウェッブサイト

http://www.billbernstein.com/

 

Disco写真集についてのプロモヴィデオ

http://www.billbernstein.com/BOOKS-by-BILL/Disco/1

ビル本人のコメントが紹介されています。

 

~~~

 

ニューヨークのディスコ・シーンが1979年頃を境にピークを打ち、ブームが去っていく要因はいくつかあるが、ビルは①スタジオ54の脱税による閉鎖、②ディスコ音楽自体の衰退からの他の音楽ジャンル(パンクなど)の浸透、ディスコへのバックラッシュ(反動)③エイズの蔓延、としている。

 

このほかに、1979年7月12日シカゴの野球場コミスキー・パークでロックDJ、スティーヴ・ダールとゲリー・ミーアーが行った「ディスコ・デモリション・ナイト」(ディスコ全滅ナイト)などの影響もあった。

 

1974年のディスコ元年からすでに43年。ディスコをカルチャーのひとつの歴史として捉え、記録し、分析する作業がアメリカでは始まっている。

 

 

ENT>BOOK>PHOTOBOOK>DISCO>Bernstein, Bill