三浦様
黒部川サクラマスキャッチ！
【コメント】
お世話になっております
【H.F.C】本荘フィッシングクラブの三浦です
黒部川に挑んだ5日間【中盤戦〜後半戦】
【激流に挑む】
さて、前回は初日に運良く2本のサクラマスをキャッチ。
割と東北河川での釣りと同じスタイルでキャッチした。
中盤戦からは、黒部川らしい激流でヒットさせたい。
どんな瀬かというと…
こんな感じです。
この流れに【16BEAT JOKER MD】をぶち込んでいきます。
※ 16BEAT JOKERの購入時のアイセッティングは、ルアーが少しだけ斜めに泳ぐようになってるので、そのままこの流れに入れると飛び出します。なので、アイ調整でルアーが斜めに泳がないセッティングにします。
唸る流れにルアーを放り込むと、ロッドには激しい振動が伝わり、少しでもアクションを入れるとルアーが飛び出すので、ノーアクションで流芯から抜けるまで流しました。
流芯を抜けたルアーが狙いの瀬脇に入ったので、ジャークからトゥイッチをかけるとズドンと…
パツパツのお嬢様をキャッチ。
キリッとした顔立ちなのにボディーラインはゴシップガール顔負けのプロポーションで御座いました。
サイズは、58cm。
現在、中流で2本キャッチ、上流で1本キャッチ。
上流のロケーションでもう1本欲しくなり、Googleマップで気になっていた瀨瀬に入る。
上流のポイントは休日なのにガラガラ。
ポイントに着き、少し高い所から瀬を見渡す…
よーく目を凝らして見ると、3本の筋が重なっている怪しい所を発見。
押しが強く深さもあり、秒速で2、3メートルは簡単に流されるので、ダウンクロスで、1投で3本の筋とヨレを総なめ出来る立ち位置とトレースコースを16BEAT JOKER MDで狙っていく作戦に。
着水後に誘いのアクションだけ入れて、ノーリトリーブで強い押しの流れにルアーを沈めてゆく。
そのままノーリトリーブで3本目の筋を抜けた瞬間だった…
ドンッ、ジーーーーーーーー
底に張り付くわ上流に走るはで、自己最長の28分ファイト。
ようやく河原に誘導してキャッチしたのが…
63cmのクイーン。
砲弾で、トルクとレブ兼ね備えた、まさにアスリートのような銀鱗でした。
苦労して獲った格別な1本。
最高のファイトを楽しませてもらいました。
ランディングした瞬間に追い食いで食ったテールの2本は簡単に外れました。
PE1.2号にナイロンリーダーの20lb【ロングリーダーシステム・4ヒロ】
ラインシステムの柔軟さとエクスプローラー86HSのパワーバランスあっての1本だと強く感じました。
結果的には5日間で6HIT、そのうちキャッチしたのは4本のキャッチ。
魚と一緒にガンガン瀬を何十メートルもくだるのは当たり前の川。
黒部川でのファイトは、東北では味わえないスピード感とパワー、そして激流の迫力。
一度味わったら最後です。
今回、短い期間でこれだけのヒットがあったのは、個人的な見解で言うと『激流でも引き抵抗が少なく操作性のいいローリング系のMD』を使用する人が殆どの川で、敢えてローリング系を使わずにSOULSのウォブリング系をメインに釣行した事が凄く大きいと感じました。
深くて流れが早い場所だからこそ、ルアーの移動速はゆっくりで動きは激しいウォブリング系のフローティングミノーは間違いなく効果的だと思います。
これも、偉知郎さんが敢えて潜らないトップウォーター系の【NAMSAN11g】等を敢えてドン深使う理由だと思います。