サーフボードのトライフィン(3本フィン)は、1980年代にサイモン・アンダーソンによって開発され、現在では世界標準となっているセッティングです。
その最大の優秀さは、図左「直進時の安定性」と図右「ターン時の回転性」という相反する要素を、両立させています。

・抜群のコントロール性能
センターフィンが「回転の軸(ピボット)」として機能するため、体重移動に対してボードが素直に反応します。
これにより、波の上下を使った「縦の動き」が最も得意なセッティングです。

・安定したドライブ感
ターン中にボードを傾けた際、サイドフィンがしっかりと波の面に食い込み、加速(ドライブ)を助けます。
シングルフィンよりも横滑りしにくく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

他のフィンセッティングと比較すると、スピード(加速性)ではツインフィンやクアッドに譲る場面もありますが、「思った通りにボードを動かせる」という安心感において、トライフィンの右に出るものはありません。

これを考えると、後ろ足の位置を微妙に変えるとボードの動きも変わることがわかるので、そこを意識してライディングしてみましょう。



サーフボードのレールの役割は、ボードの中心部とテールではかなり違います。


水をどんなふうに処理しているか

役割を見てみましょう。


手書きで汚いですが、

上がボードの中心部の断面図

下がテールテールのレールの断面図です。



[中心部の役割]
スピード維持と安定性

特徴
• 比較的丸い(ミディアム〜フルレール)
• ボリュームがある

• 水を「逃がす」より「包む」


水の流れ

• 水を抱え込む → 浮力が出る

• 抵抗は少しあるが失速しにく

波を下って、この部分のレールを

入れることにより、

海水がレイルを包み込み

ボードが安定し失速せず、

波のトップに向かうことができます。


[テール部のレールの役割]
ターン性能とコントロール

特徴
• シャープ(エッジ強め)
• 薄い
• 水を「リリースする」形状

水の流れ
• 水をしっかり切る → 抜けが良い
• 抵抗が減る → 加速しやすい

主にトップターンで使う部分です水を飛ばすことが可能なのでスプレーが出ます。

どの部分のレールを使い

サーフィンするかによって

アクションに差が出てきます。


前足の少し前から、

テールまでのレイルを意識し、

どの部分に荷重するかを

イメトレするかをイメージすると、

よりリアルにできると思います。


お試しください。


尚、わたしなりの考えなので、

ちょっと違うと思われた方は

教えてください。



人気上昇してるツインフィンに見られる、
フィッシュとピンの違いについて考えてみました。

[形状]
フィッシュは深い切り込みのスワローテールを持ちテールエリアはワイド、フィンはレイル寄りに位置して並行に近く設置されます。

ピンはテールが絞られて尖っていて、フィンの角度(トーイン)も少し付けられています。


[ライディング感]
フィッシュは横に移動するのが得意で、広いテールエリアを持ちパワーの無い波でも初速が早く、ライディング中にルース感とフロー感を得られます。
ただ、波のサイズがあるとテールが浮きすぎてコントロールが難しくなります。

ピンは直進安定性がありターンの後半でしっかりレイルが入り縦方向にも行き易いので、サイズのある波でもドライブターンが可能になり掘れた波でも安定して乗れます。
パフォーマンス性のあるボードです。


同じツインですが、細かく考察すると、全く違う性能を持っていると思えます。

さて、あなたはどちらが好みですか?




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