Fuzz はたぶんDCのグループ。 Val さん、Barbara さん、Sheila さんの3人組ガールグループ。


71年、唯一のアルバム。レーベルは Calla 。



彼女たちの曲で最も有名、(たぶん)最もヒットしたB5「I Love You For All Seasons」はサビから始まるスロー。ちょい憂ある美メロディーにリードシンガーの微妙なビブラートがフェミニンな雰囲気を醸し出していい感じ。


実はリードシンガーが3人のうち誰なのかが分からない。アルバムのオリジナル曲すべてに Sheila さんがライターでクレジットされていて、グループの中心人物なんだろうってことが分かる。なんで、リードシンガーも Sheila さん、、、かな?


このアルバムのA面には8曲収録されているが、A1、3、5、7はそれぞれ続くA2、4、6、8の「Prelude」となっており、実質A面は4曲の収録。


スローではA8「It's All Over」、B1「Like An Open Door」も良い。正確なところは分からないがまだ歳若いグループ(10代?)だったのでしょう、技巧的に上手いわけではなく、若い瑞々しさを前面に出した歌声がたまらない。


個人的にはダンサーのA4「I'm So Glad」がかなり好み。キャッチーなメロディー、若い躍動感ある歌声、ハンドクラップも効果的。とても良い。


Skip Mahoaney & The Casuals のメンバー Matthew Allen 作のB2「Search Your Mind」は60年代後半モータウンの影響強いノーザン。これも良い出来。







アルバムのプロデューサー、アレンジャーどちらも知らないお方。で、ちょいと調べてみるとアレンジ、ライターの Joe Tate さんって御仁は西海岸のサイケロックバンド Salvation (まったく知らない)のメンバーなのだそうだ。もちろん白人。


おもいっきり予想外のとこきた!


Discogs の情報なんで当てにはならないが(笑)