ちょっと路線変更してソウル有名どころを取り上げようかな。
で、その1回目はやっぱこのグループでしょう。
2回目があるかどうかは分からない(笑)
Stylistics はフィラデルフィアの超メジャーグループ。
日本でも大人気。
以前は毎年のように来日していて、ソウル界のベンチャーズとか言われてたほど(笑)
「愛がすべて」や「誓い」や「ゴーリー・ワウ」などの大ヒット曲は誰でも一度は耳にしたことあるのでないでしょか。
ファルセットリード Russell Thompkins, Jr. を中心に美しいハーモニーが持ち味の彼ら。
実のところあまりに有名すぎて僕は彼らに興味すらないのだが、ドキっとするような良い曲がたまにあるから困ったもの(笑)
このアルバムにもそんな曲が収められている。
Mercury 移籍後2枚目のアルバム。79年。
前作アルバム In Fashion 同様にポップシンガー、ライターの Teddy Randazzo さんプロデュース。調べて知ったが Royaletts の「It's Gonna Take A Miracle」なんかの作者らしい。この人良い曲書くわ。
電話プッシュ音、電話越しの男女会話なイントロから始まるA3「One Night Affair」 刻むハイハット、隙間だらけのベース、壮麗なストリングスが印象深いサウンドのミディアム曲。メロディーが良くサビも美しい。
そしてB1「Between Hello And Goodbye」 A3と似たタイプのミディアム曲だが、こちらの方がサビがキャッチー。聴くとついついラララとつられて歌ってしまう(笑)イントロのドラムブレイクもグッド。
この2曲。
ほかの曲がダメなわけじゃないが、抜きん出てこの2曲が素晴らしい。
参考までに「愛がすべて」
「誓い」
「ゴーリー・ワウ」
前作アルバム In Fashion 収録の「You're The Best Thing In My Life」も実に良い曲。
もしかしたら、このグループはマーキュリー時代が一番いいんじゃね?