Spinners は最も成功したソウルグループのうちの一組であることは間違いない。そんな彼等の81年のアルバム Can't Shake This Feelin' からのカットシングルがこれ。日本盤。
彼等はデトロイト出身のグループ。初期のモータウン時代では G.C.Cameron がリード「It's A Shame」が大ヒット。70年代 アトランティック移籍後はモータウンに残った G.C.Cameron に代わり Phillipe Wynn が加入、トムベルのもとフィリー時代の幕開けとなる。フィリー時代が彼等の全盛。スピナーズ = フィリー時代ってのが普通。異存はない。
詳しくは Wikipedia で(笑)
Phillipe Wynn 脱退後、新たに加入(78年)したのが John Edwards 。このシングルのリードも彼。
アルバム Can't Shake This Feelin' では James Mtume、Reggie Lucas をプロデューサーに迎えたゴリゴリのNYサウンド。で、アルバムのハイライトともいうべき曲がこのシングルの裏面「Got To Be Love」。
Reggie Lucas 真骨頂なNYファンク!強烈にカッコいい。このアルバム、これしか聴かない(笑)
John Edwards の歌声がこれまたたまらない。
表面「You Go Your Way」邦題「恋は気ままに」はタワサ作のスロー。ゴスペル風な盛り上がりで悪くはない。が、この手の80'sスローにはちと食傷気味。
John Edwards は日本でも人気の高いシンガー。僕も大好き。ソロ時代の彼はいわゆるサザンソウルな印象が強いが、スピナーズ参加後はすっかりディスコ(笑)それはそれで良いけどね。