朝からセミの大合唱

ひと気のほとんどない静かな道を歩く

木々の緑は新緑や梅雨の季節と違う色をしている

今が1番脂が乗ってる感じ(植物だからないけど笑)

これが9月後半になると少し大人しくなってくる


四季折々の違いをしっかりと感じられるこの場所に住んでいるのは本当に素晴らしいこと



黒いトンボが近くを飛んでいた


ああ、ヒサシだね

9年前に天国に旅立った路上詩人仲間のヒサシ

まだアラサーで、やりたいこと山積みだったくせに、花火のように散った夏の朝

時々チョウやトンボになって現れる


文字通り志半ばであっちに行ってしまったヒサシ

誰よりも濃厚で3倍速みたいな人生だった君だね

生きろよ、って伝えきたんだねえ


うん、わかった

じゃ、また、会う時まで