先日大阪で起きた地震。
私の住む地域では震度5強でした。ミシッという大きな音とともに電柱がグラグラと揺れ、電線がぶわんぶわん揺れていました。
揺れ自体は一瞬だったので被害はなく済みましたが、震源地の方は何十秒も続いたとのことで、とても怖かったと思います。
その後も余震が続いた中、私は自分の変化に対して大きな実感を得ることとなりました。
以前の私なら、「また次が来たら…」と怖くて仕方なく、ネットで情報を漁っていたでしょう。
「●日に大きいのが来る!」といった噂が流れれば、その日は子どもも私も家にこもることを本気で考えたでしょう。
もしくは遠く離れたところへ逃げていたかも。
不安と恐怖に飲み込まれて行動していたことと思います。
震源地となった高槻は、三月まで働いていた場所。
仲良くしていた先輩が数年前に「災害時に帰宅困難になるし、子どもをすぐに引き取りに行けない距離はツライ」と言って自宅から近いところへ転職しました。
それを聞いてから私も転職含めいろいろ考えるようになりました。
しかし、何せ不安にまみれていた頃だったので考える方向がおかしかった。笑
はしょりますが、バタフライナイフ買おうとしてましたからね
勤務中に地震が来て電車が止まったらどうやって帰る?
ヒッチハイクするしかないよね。
女一人でヒッチハイクって危ないよね。
護身にバタフライナイフ買おうとしてましたからね
方向がおかしいことは今ならわかりますが、当時は至極真剣でした(^^;;
しばらくの間、毎日「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」と起こってもいないことを危惧していました。
不安に渦巻かれてまともな思考ができていませんでした。
さて、今回の地震。
本震後に余震が続く中、妙にどっしりしている自分がいました。
大きな揺れが来るのはもちろん怖いけれど、何かあっても必ず自分は対処できるという確信がありました。
来てもいない揺れに対して心が揺れることなく冷静でいられました。
防災グッズを確認し、足りないものを買い出し、緊急時にどう動くかをシミュレートしました。
心も物資も着実に備えができたのです。
地震もきてないのにバタフライナイフ買おうとしてた人と同一人物とは、我ながら思えません。笑
以前ある方にリーディングしてもらった時、「そんなに怯えることないのに子鹿みたいにプルプル震えてる」「そんなに怖がらないで大丈夫」と言われました。
その時は別のことを当てはめて考えていたのですが、今回のことでそれが自分の中に抱えていた莫大な不安のことを指していたということに気付きました。
ひろみさんのセッションと、龍の覚醒セッションを受けて、私は自信というとてもとても大きなギフトを受け取りました。
ずっと怯えて、怖くて、だからトゲを出して自分を守って生きてきた。
自分も周りも信じられなかった。
何十年もかぶっていた分厚い殻を脱いで、やっと歩き出せたのです。