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人生折り返し地点なここ数年

潜在意識を読んでもらい

自分のドス黒さと数々のやらかしを

認めざるを得ない日々絶望ガーン

ヘロヘロになりながら這々の体で進む

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夏越の祓(なごしのはらえ)

6月下旬になると大きな神社に茅の輪が設置され、茅の輪くぐりができる

参拝者は茅の輪をくぐって半年間の穢れを払い、無病息災を祈る

6/30は神社で神事が行われるとのこと



夏越の祓のことは10年ほど前まで全く知らぬ存ぜぬだったけど、日本人にとって大切な節目であり、神事だと知ってからは家族で茅の輪くぐりを欠かさないようにしている


水無月



6/30の神事のその日に、京都では水無月というお菓子を食べる風習がある

三角形のういろうの上に小豆をのせたもので、氷室の氷に見立てているのだとか


幼少期から「今日は水無月食べる日や」と祖母が夕食後に出していた記憶がある

意味は全く理解していなかった笑


脈々と受け継がれてきたこの小さな風習も大切にしたいので、意味を知らなくてもずっと続けて来てはいた

おかげで我が子たちも“水無月を食べる日”を認識している

これを食べると梅雨の終わりが見えて来て、蝉が鳴き出すイメージがある


​夏だけのお菓子

さらに我が家ではこの時期に食べるお菓子が後二つある


一つは老松の夏柑糖



一つ1600円となかなかのお値段だけど、それに見合う上品な味わい

春先から7月半ばくらいまでしか作れない限定品

苦味と甘みのバランス、余計なものを使っていないシンプルさ、ほろりと崩れる食感が素晴らしいお菓子



そしてもう一つは亀廣永のしたたり

祇園祭の菊水鉾にゆかりのあるお菓子で、黒糖を使った琥珀羹

割と甘いけど、それゆえお抹茶によく合うお菓子

以前は祇園祭シーズンのみの製造販売だったけど、人気で今は年中買えるようなったとか

我が家はいつも祇園祭で買い、この季節の味としていただいている


季節と風習を楽しむ

季節や風習に合わせたお菓子をいただくことで、味と共にその時の思い出も体に残る気がする

家族の会話、虫の声、気温、湿度、甘さ…


季節限定品だからこそ強く残るというのもあるのだろう

季節ごとの風習をお菓子と共に楽しむ

それが情緒を育てるのかなと思う