人生折り返し地点なここ数年
潜在意識を読んでもらい
自分のドス黒さと数々のやらかしを
認めざるを得ない日々
ヘロヘロになりながら這々の体で進む
大切な友
海外の友人が久々に来日している
15歳で知り合い、四半世紀以上の付き合いになる家族のような人
思い出がたくさんあるとか、一緒に苦難を乗り越えてきたとか、そういうわけではないけれど
でもなぜか深いところでずっと繋がっている、大切な存在
約14年ぶりの再会は溢れるものがあり、二人とも泣いてしまった
出会ったあの頃はこんなに縁が続くなんて思ってもみなかった
何か一つでも違えば出会わなかった
ロマンチックな意味ではないが、まさに運命の相手なのだろう
お寺の不思議な出会い
そんな大切な友人の希望でお寺巡りをした
有名どころの後、とあるひと気の少ない美しいお寺を案内した
私たちの他には一人、二人ほどしかいない閑静な場所
そこでヨーロッパ系の女性が声をかけてきた
「ライター持ってない?お香につけたいんだけど、火がなくて。誰もいないし」
あいにく私たちも持ち合わせていなかったので、sorryと告げて別れた
少し歩くと作務衣の男性が社務所から出てきた
お願いしたらマッチをくれたので、先ほどの女性に渡しに行くと、お礼にお香を分けてくれた
彼女が
「向こうに立てるところあるよ」
と教えてくれたのでそこへ向かうことにした
地蔵菩薩さまからのことば
奥に進むと地蔵菩薩さまがいらした
お香を立て、少し手を合わせる
私はクリスチャンなので、お祈りはしない
でも神社でもお寺でもモスクでも、敬意を持った態度でいようと心がけている
菩薩さまの顔を見た時、
Do what you have to do
(やるべきことをやりなさい)
と頭に入ってきた
英語なのは、多分友人と英語で会話してたから脳内が英語モードだったせい?
静かにそう伝えられた
ごくシンプルな、でもストレートで深いことば
私は小さく「はい、」とだけ言った
I have to do what?
向き合うべきことに向き合う
きちんと片付けていく
新しいことに挑戦する
とりあえずやってみる
やらないと決めたことは、きちんと「やらない」
まさにいま私はそのタームに来ている自覚がある
だからこそ「はい、」としか返しようがなかった
数ヶ月、怖くて目を逸らしていたことがあった
やっとそれに向き合い動き出したところだった
足が震えるほど怖かったけど、踏み出したら案外大丈夫だった
動き出したら、先延ばしにすることの意味もなかったなって思った
無駄に逃げてる罪悪感を感じていただけだった
ちゃんと向き合う
やるべきことに
やらざるべきことに
ちゃんと目を向ける
自分に
内なる自分に
そういうことか